(二)-12

 玄関の下駄箱の脇に町営バスの時刻表と、そこから町へ行くバスの時刻表が貼ってあり、それを確認したするとバスは一〇時近くだった。まだ間に合うのですぐに家を出てきた。

 そして町役場のバスセンターで一〇時半の石見直江津行きバスに乗り換えるのだ。

 自宅を出て少し坂を下った先に、お隣さんが数軒あり、そこにバス停があった。

 バス停にたどり着いてすぐに、バスがやってきた。ドアの所に「町営バス」と入ったワゴン車のハイエースだった。


(続く)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る