3、20代の頃の過食について
退院した私ははじめの頃は病院で食べていた、いわゆる普通の量を食べていた。
だけどそれじゃ満足しなくなりどんどん食べる量は増えていった。
菓子パンがとにかく食べたくて5,6個は買って詰め込んでいた。
でもこのままじゃ太ると焦った私は吐くようになった。手や物は使わず腹筋吐きというのをしていた。このためではないが退院しても痩せたいという気持ちがなくなっていなかった私は食べる量は増えたけど、散歩や腹筋はやっていた。
腹筋やっていたからか腹筋吐きがベストだった。指にタコとか出来ないから周りにも気づかれない。
食べ放題に行って詰め込んで吐いて
菓子パンやお菓子ばかりを食べて吐いて
食べたうちの6、7割くらいしか上手く吐けなかったから散歩も腹筋もやめなかった。吐けない分はそうしてカバーするしかないから。
人に見られるのが恥ずかしいと思っている私は、買ったものをトイレで食べ吐いていた。すぐ吐けるからいいとは思っていたけど、吐く音が聞こえたらと人の気配にかなり注意を払っていた。
それが続いたのは金があるうちだけだった。
だんだんバイトで貯めていたお金も底をつきてきてだんだん強く死にたいと思うようになっていった。
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