第四話 ノックへの応援コメント
この四編は連作で、何かつながりがあるのではないかと、ついそんな読み方をしてしまいました。語られている物語より、その文章を味わう散文詩のような不思議な印象を受けました。そしてこれは私のまったくの妄想なのですが……第四話は「君」という二人称で書かれています。この「君」というのは「読み手」のことで、一話から三話までをちょうど読み終わったところの情景が描写されているのではないか、と。的外れかもしれませんが、すみません、私の勝手な妄想です(笑)。
作者からの返信
@sakamonoさま、このお話まで完読して頂き、ありがとうございました。
丁寧なコメントに嬉しさ一杯です。
そのシチュエーション、頂き!です。実際には互いにバラバラな掌編の寄せ集めですが、確かに、はじめの三つのエピソードの背景にはバッハの曲が流れていて、四話目が始まった時、それがピタリと止まるような感覚が友未の中にもあります。
「里」シリーズの企画で、また@sakamonoさまの名作に出会えますように!
編集済
第四話 ノックへの応援コメント
なんと言っていいのやら。
とにかく、常でない不思議な連作を読んでしまった、ということだけは間違いない。
この得も言われぬ感覚は、降り立つ滑走路も見つけられず、しばらくの間頭の中をぐるぐると彷徨い巡ることだろう。
推進剤が尽きる前にニルヴァーナが見つかればいいのだが。
作者からの返信
深海さま、こちらにも嬉しいコメントを頂き、有難うございました。励まされます。
「降り立つ滑走路も見つけられず」が、素晴らしく当を得た、このオムニバスの不条理さをご理解頂けている証しそのもののようなご声援で本当に有難い限りです。