あとがき
お礼とネタばれと言い訳と。@墨色
作者の墨色です。
本ページを開いていただき、ありがとうございます。
突然ですが、私、素人です。
……それもズブズブの。
読み専でしたが、
ほんのつい…。
いや、ちょっとだけ…。
といった軽い気持ちで気付いたら書き始めていました。
そんな墨色です。
◆
「そして僕は知らない言葉を口にした」
ご覧いただきありがとうございました。
無事完結しました。
……。
これが初めての完結か…何考えてんだ僕は。
そして最終回、お下品で、まっこと失礼致しました。
高校生の時、そんな言葉、知らなかったんですよぉ。
ざまぁ、裏切りのタグ、間違ってないかと…どちらにどの方向に向けてかは、各々ご判断ください。
後悔と反省はしてい…ます。はい。
こほん。
ここからはネタばれです。
◆
既に脳破壊された主人公を描きたかったんですよね。薄いサイコパス感みたいな。
だから気持ち悪く映る方もいるでしょう。一般的にはその感覚正しいでしょうし。
まあ、狙い通りそんな感想を思い浮かべてもらえたならひとまず成功です。
他作品みたいに復讐とか別離とか復縁とかの葛藤とか心理描写とか対彼女に向ける複雑な感情とか。そういう一般的で当たり前の感情。
そういう部分を書きませんでした。
いや、まあ実際考えられなくなるっていうか…
こほん。
書き込み過ぎると脳破壊後の主人公の喪失感とか偏った感とかあれなんだこいつ感とかちょっとした執着感とかさらっとした異常さとかが出ないかな、脳破壊後感が出ないかな、なんて考えてました。
月日が立つのもパッパッと進めたら、ボーとする時間が長い、記憶に空白が生まれやすい、裏切られた喪失感とか出ないかなって。
あの時は…どうだったっけ…
こほん。
くそーとか、死ねーとか、死ぬーとか、復讐してやるーとかじゃない、日常を普通に平坦に過ごす喪失系裏切られ男感というか。
一見自虐に見えるけど実は欠けた心の欠落を埋めるために何かにただ執着してるだけというか。
いや、まあ、実際そうなっちゃうというか…。
こほん。
悲しみ苦しみながらも光明を見出し女の子に救ってもらう系の超暴投亜流系というか。
そういうのが書きたかった。
届いたかはわかりませんが。
刺さったかどうかもわかりませんが。
刺さったら刺さったで問題かもですが。
だから本当の第一話、さくらちゃんの不貞目撃部分は削除してしまいました。これで始まるとなんか違うなって思い、削除しました。だからか、英治くん回の評価ハート、少ないんすよね。最初の頃の英治くん意味わかんないし。
わかる。
だからコメントにもわかんない、って書かれます。
わかる。
最初は一話完結にまとめれるくらいの量だったんだよぉ。
まあ、まとめ方なんて知らないんですけどね…
だから連載になってしまった…
そしていろいろ裏切ってすみません。
あらすじも苦手で。
脳破壊後に抜け落ちた心の欠落を皮肉にも大好きという感情が埋めてしまい、それに執着するが、それはダメ。だから別れ方を模索しようみたいのが書きたいなと。
そんな事されても別れを言えないやつがいるのかって? いるんだよ。三回くらい脳破壊されてみろってんだ。あはははは。
こほん。
彼は最初に惨めな気持ちを味わい、アタマ真っ白になり気付いたらあまりショックを受けてない。大好きな気持ちも何故か消えない。会うとまた好きになってしまう。無視も出来ない。自然消滅も狙えない。同クラスは厄介だ。ブッチとかするけどさくらちゃんは何故かキレない。振られない。
嫌いになれない以上、プラマイが揃ってないんだと思い、自分の惨めさというマイナスを積み上げる事にした。だが大好きというプラスがいつも勝つ。
ならば超カッコ悪い振られ方をしようと思いついた。
あとはクラスのカテナチオバリアーで完成。
まあ、裏でさくらちゃんは裏切り系幼馴染男子とのぞらちゃんに疲れさせられていて英治くんにいつも癒されていたからキレることもあのクリスマスまで別れることは絶対になかったんですけど。
あと、白井くんはまあまあクズです。城戸さん本庄さんを褒め、英治くん下げする。さくらちゃんに内緒して。実際スクショもある。利用できる。利用する。表ではクラスの空気のために普通にしよう。なんて言いながら。英治くんに彼女出来たと知ってからはクラス内下げをやめ、アピするけどさくらちゃんは靡かない。くそ、再度友人二人を嫉妬から煽る。実際さくらちゃんは覇気がない、悲しい顔する。だからさくらちゃんの友人はどうしてもさくらちゃんが騙されている。そう信じてしまう。
でもそれ書くとのぞらちゃん出れないから。
聞き出し上手ののぞらちゃんが。
のぞらちゃんは隣県在住だったので、毎回とはいかないけど、定期的に英治くんの様子を見に来てました。
幼い頃の初恋を超絶拗らせて。
彼女の中では英治くんとの感動再会妄想プランがあったのですが、さくらちゃんに根本から狂わされてしまいます。
最初は英治くんの日常をもっと知るために従順な駒が欲しくて、一年の時、激烈に落ち込んでるさくらちゃんに目をつけた。
徐々に持ち直すさくらちゃん。
その際自分の理想、英治くんのことをうっかり話してしまう。実名避けて。こんな人好きーなんて。
それを聞いたさくらちゃんの裏切りから助けてくれた人の理想像が深層心理の中に刻まれ、英治くんがぴたりときちゃうとは知らないのぞらちゃん。
そして気づいたら付き合うなんてことになっていて、とても焦って、考えたすえ、復讐を持ちかけた。
完全には復讐心が途切れてなかったさくらちゃん。のぞらちゃんも後々利用するかもだからあえて消してはなかった。
これが良かった。
英治くんの性格から密会写真じゃちと弱い。そうだ、ダブルブッキングを狙おう。そしたら確実に英治くんはその場で身をひく。
まさかすでに仕掛けたNTRを英治くんに奇跡的に目撃され、薄くサイコパス化していたとはつゆ知らず、誕生日、夏祭り、文化祭と立て続けにダブルブッキング狙ってたのに何故か上手くいかない。まさか英治くん本人にかわされているとはつゆ知らず、ぐぬぬとなっていたのぞらちゃん。
さくらちゃんも最初っきりのNTRで英治くん好きだからもう嫌ってワガママを言い出す始末。そもそもなんで最初の一発だけで初恋に引き摺られないんだよ。うっすい初恋だなこいつ。初恋観違い過ぎてドン引きなんですけどー。なんて思ってた。
これ以上はもう引き伸ばせないかとまあ弱いけど仕方ない写真撮っておくかとクリスマスに浮気写真を撮りにと来たらまさかのブッキングが目の前でおこる奇跡。
ならさくらちゃんはもういっかと思い…ってこれもう話にした方が良いのかな…いや、最後のシーンはあれ以外にない。
最低か。
ゆりちゃんは一度中学の時に地元に帰ったら知らないやつがいる。英治くんを見てる。だから調べてマークだけはしてネット上では薄く繋がっておいた。
さくらちゃんを放逐したから暇になり、他の虫たちにあれこれジャブして聞き出してたらどうもこいつ英治くんまだ好きっぽい。こいつはしっかり聞き出しとくか。
そしたら付き合うなんてことになり、とても焦ってしまい、考えたすえ、元カノで劣等感を煽ることにした。
当然身元は元々わかっているし、同小の子から過去聞き出してるし、彼女の性格も把握してるから簡単簡単超簡単。浮気をチラつかせれば自由に動かせる超安心物件。
さくらちゃんが煽れるくらい可愛いのが功を奏した。
だからこれ以上虫がつかないように、盾として自分が転入するまで英治くんと一緒にさせた。そして狙い通り英治くんはその日動いてくれた。
でも少しハラハラドキドキしていたのは事実。ちゃんと洗脳効いてるよね?とか。さくら可愛いすぎね?とか。ゆり馬鹿だけど馬鹿のが怖くね?とか。
始業式の日。転校生として再会するのは同クラスが良かったな。わたしの感動再会プランが…ブッキング後走ってったし、もう家帰っただろうな…会えるの明日かな。
別クラだったし…仕方ない。クラス行って抱きつくか。さくらも居るし。悔し顔とか。気持ちーだろー。
思い出の公園でも行って高めるか。明日への気持ち。
行ったらそこに英治くんが居た。
しかも元カノ二人にボコボコにされ、疲れて濁った瞳の喪失感満載の英治くん。キュンキュン。瞳と喉奥にハート浮かべたのぞらちゃん。感動再会プランはぶっ飛び、昔のルーティンのようについ声をかけてしまった。
すると英治くんも瞬間思い出してくれた。
それにますますジュンジュンきたのぞらちゃん。
すぐに抱きつきたいけど、あれ?緊張しちゃってますか?わたし。なんか動けずペラペラ口だけ回るんですけど?聞き出してるんですけど?どしたのわたし。あれ、これ、もしか初恋ダブルじゃね?2回恋しちゃってんじゃね?
そこに元カノ二人が、やってきた。
失恋ホカホカ、幼馴染との再会、思い出公園、偽造短冊、元カノ二人の悔し顔のロイヤルストレートフラッシュが脳内予知的にジュバッと決まり、英治くんとの未来を確信したのぞらちゃんは、のぞらちゃん史上過去一スーパーハイテンションアゲアゲお喋りのぞらちゃんになり、ついつい願望を垂れ流してしまい、お下品な言葉を口にした。
その言葉を英治くんは知らなくて良かった。
よしセーフ。続きは夜想曲で。
そんな幼馴染、聞き出し上手ののぞらちゃんでした。
矛盾や力技は許してください。
あと、幼い頃のお話は、もしかしたら別の話のネタにするかもなので、勘弁してください。英治くんは最初から壊れてましたが、さくらちゃんにアソコ広げられちゃいました。
しかし、酷いな…。
でもこれ、そもそも面白いのかな…。
と公開を躊躇してました。
強引でしたしね。ビジュアルとか心情とか書き込みもないし。ゆりちゃんとことかも。力不足であります。
いつもか。
それとヤンデレ幼馴染のぞらちゃんを最初から出すと、最後のシーンが台無しかなって。
お下品か。
だからタグだけの存在にしてました。
多分一話とかに幼い頃とか少し匂わしたりとかするんでしょうが。実力不足であります。
街で会うとこと最後のシーンだけ最初に書いて、スタートしたので。
最低か。
ほんと何考えてたのか僕は…
これもきっとあの夏の暑さとNTRのせいです。
まあ、一つ言えるのは、クズな女の子って、ほんっと可愛いですよね。
こほん。
少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました。
宜しければ星とはあとで評価してやってください。増えると本当嬉しかったです。
コメントも嬉しいです。
返せずすみません。
レビューも嬉し……しにくいか。抉られるだけか。僕が。でもジュバっとした的確で簡潔な何かが欲しい。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
作者からのお礼と言い訳とネタばれでした。
※ このお話はフィクションです。
全て…フィクションなのです。
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