社会についての視点

アルターステラ

第1話 動物食について

動植物は生きている生き物という同じカテゴリーで

その生命に重いも軽いもない


動物は、生きる上で、大量の植物か、大量の動物を食べていく必要がある


ということは、動物を食べる事は

常に大量の植物か動物の犠牲の上にある


植物を直接食べた方が犠牲が少なくなるよというお話



~中世ヨーロッパまでは~


中世ヨーロッパまでは、貴族達は肉や魚を食べていた

一般ピーポーは肉や魚をほとんど食べなかった

厳密に言うと、貴族たちに高価で取引されることで、

庶民たちが手を出そうにも買い負けてしまうほど高すぎてほとんど食べられなかった

でもほとんど肉や魚を食べなくても数十年生きて、生命をつないでいた


当時の農民の主食は、レンズ豆などのタンパク質豊富な穀類植物で

豆類が農民たちの暮らしを支えていたんですね



~肉や魚の必然性って?~


実際のところ

現代の研究結果をしっかりと食に反映したら

肉や魚を食べなくても必須栄養素は植物性のものから100%接種できるので

動物を食べることに必然性はありません


植物だけで数千年間生き続けてきた農民の血が

総人口にかなり多く含まれていることを

知っただけでも必然性が1つもないことは理解できるはず


じゃあなんで食肉文化や魚介類がもてはやされているかというと



~CMパワー(企業戦略)~


みんなね

CMとかで金がある企業の戦略によって

肉や魚はおいしいからもっと食べてなきゃと刷り込まれてるだけで

実際のところは、世界中には肉や魚よりも多くの種類の食用野菜があって

バリエーションの面でも、味の面でも多彩なの植物由来の料理はたくさんあるよ


肉や魚を食べないと健康的ではいられないというのは

企業が儲けを出すためにもっと消費者に肉や魚を食べさせるようとする

様々なイメージ戦略や策略にまんまとはまっている人の思考なんだよね



~犠牲の話を掘り下げて計算してみる~


大量に肉や魚を食らうことは

大量の屍の上に立つことだということを

意識しないようにさせられている現代の人々に

もう一度考えてほしいテーマとして


今食べている肉や魚を、植物と交換するだけで

犠牲の量は2,3桁の違いがあることを計算してみました


野菜や果物だけを食べる場合の概算として

植物1本丸ごとではなく1部や、1本に何個もなる実や種や葉や茎だけを

食べていることもあるので

1本を1生命とカウントするなら

一日に1kgのご飯を平均して食べた場合の

1日の犠牲生命カウント合計は0.1〜4くらいとします


仮に1人が80年生きるとすると

365日×80年×0.1〜4=2940〜11680


草食動物は1日に平均して8kgの植物を食べる

食肉用の子牛は生後9カ月で出荷されるので

生涯で食べる生命の数は

365日×3/4年×0.1〜4×8倍=219〜8760


草食動物の出荷時の精肉量は2.5kg程なので

25分の1ですね


上で計算した草食動物の生涯で食べる生命の数を25分の1します

219〜8760/25=8.76〜350.4

なので


人生で平均して一日1kgくらいの食事を取るとして

その1割を肉や魚にするなら一日平均100g

((0.1×0.9)+8.76)〜((4×0.9)+350.4)→8.85〜354

×365×80=258420〜10336800


植物だけの生命カウント

365日×80年×0.1〜4=2940〜11680


草食動物を1割(1日100g)摂取した場合の生命カウント

365日×80年×8.85〜354=258420〜10336800


2桁から3桁の屍の量に増えるということですね


この計算は概算なのでもっと厳密にやろうとすれば

数は変わります


大食いならもっと数は増えるし

少食なら減る


増減の幅はあるけれど

肉や魚を食べる少食の人よりも

野菜や果物だけの大食いよりも多くの犠牲を積み上げます

2桁から3桁の量を毎食食べるのって無理があるからね



植物を生命とカウントしない人にとっては

この計算は無意味ととられかねませんが


生命を消費するということは

資本主義社会ではそれだけのコストを消費しているということなので

そのままとはいきませんが、値段にも反映されてくるわけです

2桁、3桁近い金額の差になってもおかしくないので

貧乏人はこれからますます肉や魚とは遠ざかる生活になると思う

そうなったとしても植物だけで健康的に暮らすことができると

知っているだけで精神的な負担は減るかもしれませんね

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