Incident

@rurosan

2024 8/17 PM 14:35

晴れ猛暑

遠い辺境の地辺りは森自然豊か

そこには廃れた図書館があった

誰も使用せず近くにすら行かない

苔がむし、蜘蛛の巣が蔓延り、明かりはない

そこに一人の男がやってきた

青く長い髪を束ね、白衣を着ている

男は荷物を持ってバス停から歩いてきた

男は1度その図書館の前で立ち止まり図書館の全体を見てから中へと入っていった

扉が軋み、中に光が差し込む

男はランタンを出し奥へと進んだ

ランタンの光を頼りに歩き、一人だけの足音が響く

奥にある扉を開けランタンを上へ持ち上げてみると本棚が並んでいた

本の数は計り知れない。ここの図書館には2階もありとても広い空間だった

男は荷物を入口に置き、ランタンだけを持って本棚の前で立ち止まる

そして1番最初に目に止まった緑の本を手に取った

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