かよわくないよ!!
ばちあて
第1話・中川 律子
中川 律子は運動が得意で体力も満点で健康が自慢…の…ハズだった……。
律子「あれ?なんか頭が痛い気が…」
律子は頭の激痛に目を覚ました。
律子の母「なっ!?熱が40度もあるわよ!!??」
体温計が示す温度を見て、律子の母は仰天した。
律子「え~っ!!??」
これには当人も驚いた。
律子の母「学校には行けないわね」
律子「そ…そんな…皆勤賞が…消える…」
律子は高熱に倒れ寝込んだ…。そして、これが全ての不幸の始まりだった……。
ミナ「え~っ!リッちゃんが40度の高熱!?」
律子の親友ミナが、学校に行く為に律子を迎えに来ていた。
律子の母「熱を出すなんて生まれて初めて……」
律子の母はミナにそう告げる。それほどまでに、律子は健康優良児だったのだ。
そして…学校では……。
ミナ「ねえ?熱40度ってヤバいの?」
ミナがクラスメイトに尋ねた。
クラスメイト「何それ?ヤバすぎ死ぬかもよ?」
ミナ「え!?そうなの??リッちゃん大丈夫かな……」
律子の身を心配するミナだが、その日クラスは別の話題に持ち切りだった。
男子生徒1「おい!転校生が来るらしいぜ!」
男子生徒2「マジで?どんな奴だろう?」
そうこうしているうちに、先生が朝のホームルームにやって来た。
先生「みんな、おはよう!」
生徒達「先生!おはようございま~す!」
先生と生徒が元気に挨拶を交わす朝のホームルーム、いつもの教室の風景だが今日は少し違う…先生の横には見慣れぬ女生徒が立っていた。
先生「皆に転校生を紹介するよ、えっと…名前は……」
津奈「
どうやら律子のいない間に、転校生が来たみたいだった。
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