最近の楽しみ



 今日はとっても寒いです。朝方、雪マークがついていましたが、結局、雪は積もっていませんでしたが。日中でも外を歩くと、肌を刺すような冷たい風が吹いています。12月ですからね。寒くなってもらわなくちゃ困るんですが……。


 ここのところ、冷え性が悪化中です。若い頃は、冬場でも毛布一枚で全然平気な暑がりでしたのに。三つの首(首、足首、手首)。ここになにか巻いておかないと、からだが冷えて痛いくらいです。とほほ。血行不良と運動不足ですかね。食べ物も悪いのかな。からだ暖かくなるような食べ物にしていかないと。お菓子ばっかりではダメですね~。


 今週末は下の子の大会です。学校で代表になっているグループ3つの中で一番下手みたいで。先生たちからも「落ちるなら、あなたたちよ」と言われているようで、必死に練習をしているようです。頑張れ。明日、なんとか通るといいな。あ、でもあんまりこだわらない。


 そう。離婚騒動の時に学んだんでした。「一つのことにこだわると、自分がつらくなるし、いいことない」って。私が気持ち込めても、どうしようもないことって、世の中にいくらでもありますから。なるようにしかならん。こう割り切るのも大事ですね。長女の受験も、いろいろと心配はありますが、まあ、そう考えるように努力しているところです。


 今時は、高校入りなおす子もゼロではないとのこと。昔はさ。成績順で、上から入る学校が自然と決まるような感じでした。だから、入った場所で、自分のできることを頑張るって感じ。けど、今は違うみたい。必死に勉強して入っても、思うようではなかったり、お友達関係がいやになったり、学校の雰囲気がいやになったりで、受験しなおす子がいるんですって。へえ。そんな時代か。


 うちの子も、入りたい高校はあるけれど、本当にそこでいいのかどうかも未知数ですから。本人の努力と、その時の運に身を任せて、与えられた結果を受け入れるつもりです。なにがいいかなんて、やってみないとわかりませんからね~。


 さて、タイトルに戻りますが、最近のお楽しみ。それは新聞に連載されている小説を読むことでーす。


 仕事柄、お悔やみ情報や地域の情報を入手しておく必要があるもので、地方新聞をとっているのですが。なんと。その地方新聞に、ハードボイルドな大沢在昌先生が連載を始めたのですー。ドドーン! とは言え、大沢先生の作品をちゃんと読んだことはないんですけど。


 タイトルは「ひつぎの狩人」。この作品の前は時代物でしたが。時代物はちょっと苦手なもので、いつも飛ばしていたんです。けど、今回はミステリーでしょう? ちょっと読んでみようかと思ったわけです。


 最初は安易な気持ちで読み始めました。毎日の連載かー。読み続けられるかな。大河ドラマだって、追いかけるの断念するような奴です。大丈夫かな?


 そんな失礼なことを思いながら読みだしたのですが。ああ、やっぱり。プロは違う。毎日の終わり方は、読者の興味を引っ張るような終わり方ってわけでもないのに。続きが読みたい。


 とある飲食店で崩落事故が起きます。その被害者の中に身元がわからない人間がいて、主人公の刑事が、身元不明の被害者を追うって話です。一人目は偽名を使い、金持ち高齢者にたらしこんで、大金をせしめていた女。彼女が使っていた偽名は複数あり、彼女の過去が気になるところです。


 もう一人は、中国の裏社会に足を突っ込んでいた男。主人公は、過去の事件でつながりのある、薬の売人や、彫り師などから情報を聞き出していきます。


 そして、被害者の中には、後輩の刑事も……。彼が、なぜ行きつけでもない飲食店に一人でいたのか? 元妻は元警察官の探偵です。彼女もまた、元夫の死の真相を明らかにしようと謎を追っていきます。


 まだまだ序盤。いろいろな人が入り乱れているんですが。それでも毎日少しずつ、謎が明らかになるんです。その謎解きテクがスムーズで、ついつい引き込まれちゃいます。崩落事故が起きた飲食店で、その時、一体なにがあったのだろうか。彼らは、なぜその場に居合わせたのか。それぞれが全く関係のない人たちなのか。それとも、どこかで交わっていくのか。とっても気になって。毎朝、新聞を読むのが楽しみなんです。


 ああ、こんな風に、読者の心をつかんで離さないミステリー、書いてみたいものです。くう。楽しみだぜ。


 ということで、「1話ずつ読む楽しみ」を知った私。去年までは、ともかく最新話に追いつこうと、結構荒く読んでいた節もあって反省中。今年はね。1月末までに帳尻あえばいいかな~と思って、ゆっくりと、1話1話を楽しんで読んでいきたいと思っています。こっちも楽しみだな~!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る