夢
四連休が終わってしまいましたー。ドーン。ゆっくり休めたーと思いきや、逆ですね。余計に疲労が蓄積した感じがします。とほほ。お年頃なのでしょうか。今朝、起きたら、からだ半身が痛いし、首も頭も痛くてつらいです。栄養ドリンクのお世話になる時代到来か……!
お年頃の話で、ちょっと最近考えさせられることがありました。もうかれこれ15年以上お付き合いのある方が、県外に引っ越されるというのです。私よりも少し年上の方で。そもそもの出会いは仕事でした。別の事業所にお勤めされていましたけれども、同じ資格を持つ方で、とっても素敵な先輩です。
先輩なんですけど、年下で新人の私にも気さくに接してくださいました。出会いから数年がたち、同じフィールドから違うフィールドに移られても、お付き合いは変わりませんでした。時々、仕事で顔を合わせたり、飲み会をしたり。色々な話を聞いてくれて、「うんうん、いいんだよ。うさこちゃん、それでいいんだよ」って静かに聞いてくれる人。すっごく癒しだったんです。
それが。その方が突然、今までの仕事を退職されてしまって。どうしたんだろうって思っていた矢先、「送別会をします」というラインが。送別会は平日でしたが、欠席するわけにはいきません。さっそく送別会へと参加しました。
私、そういうときのプレゼント選びが本当に苦手。一緒に参加する面々を見ると、日頃から気が利いていて、優しい人たちばかり。うう、へんてこなプレゼントになるやもしれぬ。物はやめよう。センスで負ける。ここは王道で花束にしよう! 引っ越しした後、荷物になっては困るだろうから。花にしよう。
花束を抱えて送別会へ。案の定、他の二人は、なにやらおしゃれな物をプレゼントしています。ああ、花束。ごめん。そう思いましたが、「嬉しい。花大好きなの。まだこっちにいるから、飾るね」と笑顔の彼女。うう。本当に優しいんだよう。
彼女が引っ越す理由はこうです。
「ふとね。このままでいいのかなって思った。50になってね。このまま同じ仕事をしていても、先はないかなって思ったし。昔から海があるところに住みたかったんだ」
それで、あちこち見て回った結果、瀬戸内海の島に転居することにしたそうです。わお。すごい。パートナーの方と二人で、こっちの仕事を辞めて、島に家を買ってリフォームして暮らすそうです。本州へは橋で行き来できるので、仕事は本州でするとのこと。
ああ、なんか考えちゃいましたね。私は独り身です。娘たちが巣立つのもあと数年です。老後のことはずっと考えています。終の棲家をどこにするか。今住んでいる場所は、娘たちの学校の関係で済んでいるようなもので、縁もゆかりもない場所です。かといって、実家があるところに引っ越したとしても、両親は先にいなくなるわけで、妹がいるくらいの話です。
たくさんの老後を見ている私としては、やはり子のそばに住むのが、両者にとって一番いいですね。自分も楽だし、子も楽です。仕事をして、遠方の親の手続きや介護をしていくは、すごく大変なことです。だから、子がどこに住むかで、色々と考えるのがいいんだろうなと思っているところでしたけれども。
そうですね。人生一度きりです。なにかを理由にやめてしまうのは簡単ですが、自分の好きなことしてみるのもいいなって思ったしだいです。けどな。私ってなにがしたいんだろう?
本は出したいって思っていますけど。住むところまでは考えたことなかったな。
ああ、そうそう。そういう夢をかなえちゃう人たちの集団なので、「小説家になりたいんだ」ってカミングアウトしました笑
そしたら全員口をそろえて、「いいね」って。「どんなの書くの?」という問いには「えへへ。色々」とごまかしましたけれども。まさかBLっす! なんて言えないね。
みんなが夢を追っている人たちです。叶えれば、それで終わりじゃない。「次はどうしよう」「次は?」って人たち。なんだか元気もらったな。疲れて腐っている場合じゃないな。これは。エッセイ書いていて、自分に喝が入りましたね。
梅雨もそろそろ終わりそうですね。今年は暑いので、桃も10日前後早く進んでいるそう。おいしいもの食べて頑張らなくちゃ。今年も熱い夏がまってるぜー。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます