今時の中学生
さてさて。怒涛の週末が終わりました~。1月はずっと土曜出勤をしていまして。やっぱり週六日の勤務はつらかったです。最後のほうは、心の電池も切れてきて、無感動状態。もうダメだなって思っていたところに、2月の前半は土曜日休みです。ひゃほーって感じですが、そうもいかないのが子育て家庭。
土曜日は長女の演奏会が入っていまして。運動部と一緒で、今時期は3年生が抜けた後の子たちで演奏会をするんですよね。しかも一つの学校ではなくて、複数の学校や、高校生、社会人の人たちともコラボするという。その演奏会の送り迎えです。
会場には駐車場が少ないわけです。楽器を二台もっていかなくちゃいけない娘ですから。なるべく近くに止めたいわけです。となると、早起きして、集合時間よりも早めに出発しないといけない。結局は土曜日も早起き。
土曜日の夜は長女は塾。二女はサークルの練習。子ら誰もいないのでのんびりというわけにもいかないし、夜は9時過ぎのお迎えが待っております。夜も遅寝です。
日曜日は二女が一日練習。まじか。弁当作りですよ。日曜日も結局はいつも通りの早起き。おーい、母には休みなどないのかってくらいフル活動です。
結局。月曜の今朝は、疲労困憊で起きられませんよ。本当に。
昨日はね、長女の塾の保護者面談でもありました。長女が行きたい学校。偏差値的に全然足りないとのこと。いやあ、我が子のことだし、わかっていたとはいえ、はっきりと言われてしまうと、やっぱりショックですよね。3年生からは、受講する教科を増やすしかない。
本人も結果を知っているので、わかっているけれども、親にもその話が行ったのはショックだったようで、講座を増やしたことを話たら、「わかりましたよ。もう帰ってきません。家にいるなってことでしょう?」って逆切れ。お前、何言っているんだよ。「その通り。ずっと塾にいなさい」って言っておきましたけどね。なに逆切れしてんだか。いくら払うと思っているんだよ。それに、夜遅いからの迎えだって、週に3回となると、連日で親だって大変なんだぞって思います。
親ができることって金出すことくらいじゃないですか。変わってやれるなら、いくらだって変わってやりたい。親の叱咤激励なんて、うざいだけのお年頃。親は黙って金だして、子の希望をかなえてやる。それしかできないですよね。
別に無理にその学校に入ってもらいたいわけじゃないんです。塾だって行きたくないなら、行かなくていい。彼女が行きたい学校に希望通りに行ってもらえばいいわけです。別に親として「こうしてほしい」なんて望みはありません。自分が親から過剰な期待を受けて、音楽科に入った人生でしたから。そういうのって、どうなのかなっても思ったりしています。
まあ私の場合、それで音楽を本気でやった3年間でしたから。今こうして、子たちと演奏したり、楽しい時間を過ごせています。なので、親を恨んだことはありませんけれども。普通科に通っていたら、もっと人生の選択の幅が広がったのではないかと思うと、高校時代に戻りたいって思ったことも何度かあります。
なので、なにかなりたいものがあるなら別として、特にまだないのであれば、普通科に行ってもらいたいなって思っています。まだ子供ですからね~。決められないし、将来のビジョンを具体的に思い描くことは難しいと思います。特にうちの子はね。のほほんとしていますから。
塾の先生とお話したとき。今時の子についてのお話をしました。今時は、自宅でもネットでつながっていますから、友達がなにをしているかすぐに見えてしまう。だから、焦りがないんだって言っていました。
確かにね。昔は「勉強した?」って友達に聞いて、「してないよー」と言われると、安心して自分もしなくてね。それなのに、「してない」って言っていた子はいい点数とっていたりして。くそーってなりました。騙されたって。次はあいつを出し抜くぞってね。勉強した記憶があります。
そういうのがないそうです。ラインして、すぐに返事くると「あ、あいつやってないな」ってわかってしまって。競争するってこともないそうです。
昔と比べると、勉強の幅は広がっているはずです。歴史だって、地理だって。ネットで調べると動画や写真で色々とみられるわけですよ。私は地理好きですからね。グーグル先生のアースというアプリで、世界中の写真を見るのが大好きです。アフリカの街並みとか。道路ないやん、とか。実際に目で見られるのって、すごく刺激的です。
先生のお話ですと、ひと昔前は「ノートをきれいにまとめる技」が流行っていましたが、今は「きれいにまとめた人の動画を見たほうがよっぽどわかりやすい」になっているそう。自分で努力しないで、人がまとめたものを見るって話しですね。眺めるだけで覚えられる子はいいですが。私みたいに、書かないと覚えないやつには無茶な方法です。
私の場合、文字よりも絵が印象に残るもので。暗記ものの時は、かならずイラストを描いて覚えるという方法をとっていました。なので、専門学校時代のテキストの空きスペースには、所せましと手書きイラストが描いてあるというわけです。
学校の先生の授業でわからなければ、いくらでもわかりやすく解説してくれている動画も存在しているそうです。現に、学校の先生で動画サイトの動画を見せてくる先生もいるとのこと。「これわかりやすいから見て」って。先生もいらないんじゃないか。全部オンラインでもいいんじゃないかって思ってしましますね。ただ教えるだけならね。
そんな時代です。興味さえあれば、勉強の幅は無限大なわけです。そう。興味さえあれば。ここ重要。
勉強って、そう辛いものではなくて、新しいものを知る機会になって、面白いと思うんですけどね。中学二年生の長女がそこまで達するには、まだまだってところでしょうか。
それにしても、今時の学生さんたちは、ともかくスマホとの闘いですね。現在、執筆中の「七の女王」のモデルになっている進学校にお姉ちゃんが入ったママ友さんにお話しを聞くと、学校で、時間にならないと開けられない箱にスマホを入れるんですって。みんな、箱が開くのを待ちわびながら勉強するそうです。進学校に行っている子でもスマホと戦っているのか。すごい時代になりました。
便利すぎるのも善し悪しですね。かくいう、おいらも仕事中に、ついスマホを見たくなるわけで。あんまり子には言えないけれど。仕事はちゃんとしていますから。やることはやっているんだぞ。お前たちも勉強はしろ。そしたら文句言わないんだから、って思います。
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