大人だって褒められるとうれしいもの
残暑厳しい毎日が続いております。相変わらず娘たちのイベントに引っ張られて、娘たちの送迎に振り回されて、母という生き物は、なかなか自分の時間が持てないものなんですね。
娘が小さい頃は、できないことが多いので、身の回りの世話に明け暮れます。先日、勉強をしている長女を置いて、先に就寝しました。もう疲れて切っているので、夜は電池切れ。すぐに布団にごろりんして眠くなっちゃうわけです。
で、寝ていたらですね。誰かが近づいてくる気配がするわけ。はったと目を開けてみると、長女が、抜き足差し足でこっちに近づいてくるところ。びっくりして「なんなんだよ」って声を上げると、「近所に救急車きた。大きな音するからびっくりしてみたら、二軒先に止まったよ」っていうんです。
えー。救急車の音はまったく聞えなかった。なのに、子供の近づいてくる気配で目が覚めるとは。これが母性ってやつなのでしょうか。やつらが赤さんの頃。一緒に寝ていると、ちょっと「ふーん」ってうなっただけで。寝返りを打とうと動き始めただけで目が覚めていました。だから母って寝不足になるんですけれども。
そんな母性が、いまだに残っているとは驚きです。長女は中学生ですよ? やつが畳の上をそっと歩いてくる気配で目が覚めて、爆音救急車の音では目が覚めないとは。母って生き物は不思議な生き物だなって、つくづく思った次第です。
で、タイトルなんですけれども。私。小さいころから、褒められて育ってきたタイプではありません。親にも怒られていたし、ピアノの先生にもめちゃくちゃ怒られていて、褒められた試しがないんです。今になって、親からはよく褒められますが、小さいころに褒められたかったって思います。
だって、褒められたことがないもんで、褒められると、どんな反応をしたらいいのか、本当にわからないんです。この話を長女にすると、「オラもだ。お母さん、褒めないやん。たまに褒められると、『え、え』ってなるわ」って言われます。そうだったのか。ほめてきたつもりですが、自分が褒められて育ってきていないから、うまく褒めていなかったってことなんでしょうね。「ごめん」って謝りましたけど。長女には「別にいいよ」って言われます。
先日、研修会の案内をするために、あちこちに電話をかけまくっていた最中。とある事業所に電話しますと、電話口の女の子が「雪さんって、あの雪さんですか」って尋ねてきます。「あの雪さん」がどこの雪さんなのかわかりません。言葉に詰まっていると「研修会の講師、されていますよね」って。ああ、確かに少しはしております、と答えました。
すると、彼女が「わー」って声を上げたんです。「私、雪さんのお話、大好きなんです」って。ええ、ちょっと待って。大人になって褒められても、本当ね、もう。どうしたらいいのかわからないんですよ。もう恥ずかしくなって、「あ、あ、ありがとうございます……」と消えそうな声で答えました。
ああ。やっぱり人間って褒められないとだめですね。ここのところ、モチベがすっかり下がりきっていましたけれども。なんだか嬉しい気持ちになるもので。仕事、頑張ろうかな、って思っています。ここのところ、結構張り切って仕事しています。
え、創作は? だからね。創作はしばらくお休みしちゃっていて。この調子だとカクヨムコンから戻れるか。それよりなにより。私にとったら、応募中のルビー大賞の結果が気になるわけです。一番大好きなレーベルのコンテストですから。ちょっとここのところ、時間も余裕もないわけで。きっと今回は初めての応募だし、あまり期待はできないところもあり。なので、できたら、次回のルビー大賞に応募するBLの創作に取り掛かりたい!
ってなわけで。そんな構想はありつつの。まだ一文字もかけていないという。毎回変わらない近況報告でした。夏の疲れにやられないようにおいしいものでも食べて、残暑を乗り切りましょう~。
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