教育実習生で大騒ぎ
今、小学校にも中学校にも、教育実習生が来ているようで。上の子も下の子も、毎日実習生の話で持ち切りです。小学校は、比較的女子が来ることが多いのに。今回は珍しく男子の実習生みたいで。おませちゃんの下の子は「イケメンだ」って目を輝かせて話をしてくれます。
マスク詐欺じゃねーのかって、思いますが。今時の実習生も大変ですよね。ビジュアルで判断されるんですから。たまったものじゃありません。
中学生の娘も、毎日のように実習生の話題ばかり。今回は男子三人組らしいです。一人は「筋肉マッチョ」。いいじゃないのって感想を述べたら、「ないな」ですって。細身のメイクが似合う男子推しの娘ですから。筋肉質な男子はNGなんだそう。
もう一人は、娘が大好きなセンター分け。ところがね。「低身長だ」といいます。いいじゃないの。かわいい男子が好きなんでしょう?って尋ねると「低身長でセンター分けは似合わない。オラ好きじゃない」ですって。なんだよう。思春期女子って難しいなあ。
最後の一人は、比較的、ストライクゾーンに引っかかっているみたいで、「イケメンだ」って大喜びしています。もうね。勉強しに行っているんですから。どーでもいいだろーって思うけれども。彼女たちにしたら、もうもうもう大騒ぎはわけで。
実習生たちもね。アイドル気取りなんでしょうかね。自分たちの名札を隠して、クラスに入ってきて「おれたちの名前、憶えてくれたー!?」って聞くそうです。「みんなー! おれたちのために、ありがとぅー!」ってノリですよね。心の中ではワクドキの彼女たちも、一応反抗期で恥ずかしい時期でしょう? 誰も答えないんですって。そうすると「おいおい、早く覚えてくれよー!」、「筋肉マッチョのおれの名前は何ですかー?」みたいな。ライブ会場のファントークみたいなやり取りをするそうで。
聞いていて、ちょっとね。「へえ」って目が点になってしまいますが。そういう時代なんでしょうね。昨日は特にね。中体連でクラスに残っていたのは女子ばっかりだったみたいで。余計にアイドルのライブ会場みたいな熱気に包まれていたのでしょうね。いや笑える。思春期女子には刺激強すぎますね。
今日はねー。そういう愉快な話もありますけれども。とあることがあって、東日本大震災の余韻って、いまだにすっごく大きいんだなって思いました。帰還困難区域が解除になったってね。もう時間が経ち過ぎたんですよ。場所はあっても、人は変わってしまうのです。戻らないんじゃなくて、戻れないんだなって。そしてあの出来事でバラバラになってしまった家族って、もう修復が難しくてね。本当に切ないなって思います。
私だって、故郷には住んでいないわけで。故郷に帰れないってことが、どういうことなのかがよく理解できていなかった。けれども、なんだかそれを目の当たりにしたんですよ。ああ、こうやって人の人生って違ってしまうのかなって。
まだ終わってないんです。あのことは。これって、もしかしたら震災そのものを知らない次の世代にも影響があるのかもしれないって思いました。人の運命は本当にわからないものですね。どんどん忘れ去られていくのでしょう。けれども、私は忘れちゃいけないなって思った一日でしたー。
いやいや。こんなこと書いてないで、学園ミステリーどーするんだよ。久しぶりに昨晩、データを開いてみたら、ちょっとだけ書けましたが、たぶん。間に合わないでしょう。今回はもう8割はあきらめています。それよりもBLが書きたいぞ。BLが。書きたいって思ったものを書くのがいいに決まっている。自分の心には素直にならないと。人生短いですからね。
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