メイク男子オッケーですか?
ここ二週間、気持ちが荒れに荒れまくっていましたが、更年期障害のイライラに効く漢方薬のおかげなのか、時間の経過のおかげなのか。ちょっぴり気持ちが落ち着いてきました。
もう一人の後輩がね、色々と話しを聞いてくれたこともありましたし。それから、その仕事を押し付けてきた後輩が、ついに謝罪してきました。本当は、黙っていようと思いましたけれども。やっぱりちゃんと言ったほうがいいなと思ったので、こういうときはこうしてくださいと言いました。これは文句じゃないからね。仕事をしていく上でのルールですからね!
昨日は仕事をお休みして、美容室に行ってきました。「いつもより派手にやっちゃってください」とお願いしたら、担当さんに「どうしたんですかー、雪さん!」って笑われて。ピンクにしてもらいましたよ。今までアッシュ系にしていたので、なかなか色が入らなくて。二度も染め直ししてもらっちゃって。一日かかりになってしまいました。本当に「ごめん」って思います。
私の担当さんは、稼ぎ頭。一度に三人くらいのお客さんをさばきます。だから、私のところも出たり入ったり。カラーや矯正はアシスタントのお兄さんがやってくれます。
そのお兄さん、中性的でおしゃれで素敵です。たまにお客さんから「メイクしないんですか?」「ネイルしないんですか?」って聞かれるんですって。えー。メイク男子ね。それで思い出したのが、長女のこと。
美容室にいく前夜、突然スマホを持ってきて「これ、オラの推し」って写真を何枚か見せてくるんですよ。別に興味もないんですけど。目の前に突き出してくるもんだから、見ないわけにもいかない。どれどれと覗き込んでみますと、そこには唇が真っ赤で色白男子たち。えー。これなに? って尋ねると「かわいいでしょ?」だって。
「えー。キモ! かっこよくない」って返しますと「なに言っているんだよ! 今は『かわいい』が流行ってるんだよ」って怒られました。
みなさんは許容範囲ですか。メイク男子。娘は「好みを押し付けちゃいけないじゃない。かわいい男子もいいでしょう?」って言いますけれども、おいおい。お前がそれをしているじゃないか。私は男らしいかっこいい男子が好きなわけで。メイク男子は範疇外。それを尊重しなさい、と言いましたら、黙っていましたけれども。
今は多いですよね。洋服なんか買いに行くと、店員さんの男性の方がおしゃれなネイルしています。おう、ってなる世代はやっぱり古いのでしょうか。
その話を職場でしたところ、「メイクして、女子化した男子が流行りなら、すね毛生えていて、男らしい女子もいけるんじゃないですか?」って言う後輩がいました。美容室のアシスタントさんに、その話をしたら「それはまた話が別ですよね」って苦笑されましたけれども。
でもやっぱり美的感覚って、その人が培ってきたものがあるわけで。好みってやつは分かれると思うんですよね~。そのアシスタントさんが高校生時代は、腰パンが流行っていて、柄パン見せながら、チェーン垂らしているのがはやりだったんですって。前髪はM字にして。チャラい感じ。自分はその波に乗れませんでした、って笑っていましたけれども。
「ルーズソックスが根強く残っているのは、かわいいからだと思うんですよね。でも、僕らの時代のファッションって復活しないじゃないですか。あれって、やっぱり、ダメだったんだと思います。流行は繰り返すっていうけど、ダメなものはダメですよね」
ってアシスタントさんがおっしゃっていました。痛い流行っていうのもあるってこと。娘は中学生ですから、流行に敏感じゃないとそれはそれで「大丈夫か?」ってなります。時代の流れに翻弄されて、いい感じだなーって母としては安心です(笑)。
さて、これから美容系の流行ってどこまで行くのでしょうか。まわりまわって、元に戻っていくでしょうか。これは興味深いな。
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