　今日から娘たち、学校が再開です。春休みは、コロナが始まって以来、久しぶりに東京に遊びに行ってきました。妹とその姪っ子、私たち三人の女ばかりの五人旅です。

　我が姉妹は、どこか間が抜けていて呑気です。本来はネズミーランドとネズミーシーを二日間かけて遊びまわる予定だったんですが、出発する一週間前。妹が電話を寄越しまして。

「お姉ちゃん。大変。緊急事態だよ。チケット売り切れている」と。

　えー。チケット買ってたんじゃなかったの？　今回の旅行は、姪っ子がまだ小さいので、妹に一切お任せしていたんですよ。だから、自分も悪いんですけれども。一週間前になって、全ての計画を見直す必要に迫られた！

　とりあえず１７時から入園できるチケットはかろうじて残っていたので、一日目の夜にネズミーランドへ行くことにして。ホテルにチェックインするまでの間は、上野で遊ぶことにしました。

　まずは上野動物園へ。パンダちゃんのところは激込みですから、パンダちゃんは諦めて、他の動物たちを見て回りました。虎のお食事シーンを目の当たりにしまして。おおお、って感激。看板には「老虎」って書いてあるじゃないですか。へへ。嬉しいよね。久しぶりに動物たちを生で見ることが出来て癒されました。

　それから科学博物館で開催されている恐竜博２０２３へ。今回は日本初公開の、トゲトゲ鎧恐竜ズール・クルリヴァスタトルが目玉。いやあ、カッコよかったです。ガメラみたい。ズールとティラノが戦っているように配置されている構図は、ガメラ対ゴジラの映画を思い出しますよ。古いですね。そうです。昭和の人間ですからね。

　ちょっと田舎ではお目にかかれないド迫力でした。二女は恐竜好きなので、もしかしたらネズミーランドよりよかったのかも。ずいぶんと熱心に化石を見つめていましたし、グッズも色々と選んでいました。

　こういうのを見るとね、田舎の子って損しているなーって思います。本物を見る機会が少ないでしょう？　上野動物園に保育園や幼稚園の子たちがたくさん来ていましたが、田舎だと動物園に行くのも一苦労ですから。こういうところから、素地が違ってきちゃうんだろうなって思います。

　ネズミーランドに行く頃には雨が降り出しました。雨のネズミーランドもまたそれはそれで美しかったです。雨のおかげなのか。１７時以降の入園だったのにも関わらずアトラクション、７つ乗れて。花火も見たし、パレードも見ることが出来ました。まだ４歳の姪っ子にはちょうどいい時間。一日楽しむより、短時間で楽しめたほうがよかったのかも知れません。

　二日目はサンリオピューロランドまで足を延ばしました。今度は中学生の長女が大興奮です。今時の思春期女子は、サンリオ好きですね。カチューシャを購入してご満悦です。遊びに来ているのも女子高校生ばっかりですね。地雷系の子が多い多い。若いころは、そういう服装に憧れたおばちゃん。もうそんな服装はできませんけれども、見ているだけで「かわいい～」ってなります。ここも田舎とは違うな～。

　ピューロランドを終えて、そのまま東京駅に戻って、新幹線に乗ったのが１７時。疲れました。こんなに歩いたのは久しぶりです。妹は重い四歳児を背負って、かなり疲れたことでしょう。みんなクタクタ。でも楽しかった二日間でした。

　いやあ、ネズミーランドに行って驚いたのは、ルーズソックス履いている女子高校生が多いこと！　なんだよ～。おらも持ってるぜ。時代は巡るんでしょうか。今まで「やだ～。そんな靴下」って言っていた長女も、お洒落なお姉さんたちが履いているんです。かなり興味を持ったようで、「お母さんの靴下借りようかな？」と言い出す始末。東京はお年頃の娘にはとっても刺激的だったようです。

　それにしても、新型コロナウイルスで巣ごもりばっかりしていた数年。久しぶりに言った東京は、とっても楽しかったです～。今度は一人で行きたいな。誰かと行くとフットワーク軽く見たいところ見られませんね。本当は「大福寺展」見たかったんです。仏手見たかった。残念。思い切って出てみると、外に出るって、そんなに身構えなくてもいいんだってわかりましたから。近々、一人でふらりと上京しようかしら。

　今年は、色々なところに行ってみたいと思います。Twitterで購入した御朱印。今はネットで御朱印を買うことが出来る時代ですけれども。やっぱりお参りしないといけないって気持ちになりますね。もじゃもじゃ御朱印。可愛いです。ちょっと遠いですが、足を延ばして参拝に行こうと思います。

　コロナは収まりはしないでしょうけれども、段々と通常運転に戻って行く世の中ですね。今日から学校もマスクは自由化です。うちの子たちは「絶対する。マスク取るとブスだもん」と言い張っていますが。巷でもノーマスクの方をちらほら見受けられるようになりましたね。

　世界はコロナ前に戻れるのか。我慢が続いた数年です。少しずつ開放的に、行動範囲を広げていきたいと思います～。