自分を甘やかしちゃいかん。
今週末は散々でした~。金曜日の夜に発表された魔法のiらんど大賞の結果。最終選考洩れでしょう? わー、残念。とはいいつつ、去年のカクヨムコンに応募していた「おじさん探偵団」をそのまま突っ込んだだけでしたので、まあ、結果は致し方ないのかなって思いました。
最終選考に残っている作品を眺めてみると、傾向が見え隠れしていて、私の作品はちょっと当てはまらないかなって思いますし、やっぱり使いまわしって駄目なんだろうなって思ったり。Twitterでみなさんに励まされて、なんとか立ち直って、カクヨムコンを頑張ろうって気持ちになりました。
そして迎えた土曜日。今度は長女の大会です。金曜日の夜、お迎えに行きますと、暗い顔をした娘が言うんです。
「先生にね。このままじゃ、絶対にダメだって言われた。一人一人がやれること、ちゃんとしようって」
明日大会なのに、そんなこと言われて、モチベーションが下がってしまうと困る! と思いましたので、「先生は期待しているんだ。頑張れ。やれることをやれ」と励ましました。
で迎えた土曜日。結果はね。先生のおっしゃる通り。ダメ金です。他に出場したチームはみんな上の大会への切符をもらったっていうのにね。もう号泣ですよ。「オラたちだけいけないなんてー」って。
もう一つのグループは、大会前に分裂していたんです。本気で上の大会に行きたい2年生と、ちょっとサボりたい1年生たちのバトルだそうです。ねー、今は時代が変わりましたね。昔は先輩って、雲の上の人たちで、逆らうなんて怖くてできなかったのに。
仲裁に入った先生が、「やる気がないなら帰りなさい」って言ったら、1年生、本当に帰ったそうです。オーマイガー。ツワモノ。そのグループが上の切符を手にしたんですよ。
吹奏楽、音楽、全てそうかも知れないけれども。仲がいいだけじゃダメなんじゃないかって思います。みんなが本気だから、ぶつかるってことありますよね。うちの職場もそうです。みんな仲良しなんですけれども、仕事に熱心で、譲れないものがあるから、結構喧嘩するんですよね。
娘たちのグループは和気あいあいしすぎなのかも知れません。ダメ金だってわかった時、娘が「私が間違ったから。すみません」とラインすると、先輩から「なんで? 気にしなくていいじゃん。金だったことだけで嬉しいよ」って帰ってきました。
ダメでしょう。怒りましょうよ。2年生はこの大会、最後です。3年生の今頃は受験ですから。最後の大会なんだよ? もっと感情を素直に出せばいいじゃないか! って思った。
娘にも言いました。練習で出来ないものは、出来ないんだ。文章もそうなんです。人から指摘された部分って、あとから考えてみると「これくらいでいいや」って妥協していることが多いんです。そう自分を甘やかした部分が足を引っ張るんです。
本番聞きました。きつい言い方かも知れないけど。ちょっと娘たちの演奏じゃ、危ないなって思いました。音はズレるし。テンポも引っ張ろうとする子たちの焦りが前に出てくる。決めなくちゃいけない音も外れていたしね。楽しくできたならいい。けど、泣くくらいなら、もっとやれよって思います。
本人たちは「頑張った」って言うけれど、他はもっと頑張っているんです。吹奏楽の旅でも見ましたが、「頑張りは100点。でも結果がでなければ意味がない」それが長女の目指す世界なんです。
先輩たちには本当に申し訳なく思うんですよ。上の大会に行かせてあげられませんでした。次はお前が頑張れ。来年はお前たちが引っ張るんだぞって言いました。今年のやり方じゃダメだったんだから、考えろって。
日曜日。小学校の子たちが、上の大会への切符。独占したという結果を聞いて、娘また落ち込みます。「オラたちだけいけないんだ」って。とんとん拍子で来ました。挫折を味わうのはいいことです。でもね、本人も悔しいけれど、親だって眠れないくらい悔しいんですよね。
小学生とは違いますから。自分たちで考えないといけません。この挫折をバネにして、夏のコンクール頑張って欲しいなって思います。
そして子供たちを見ていて、我が身も振り返りました。やっぱりね。もっと頑張らないとダメなんだなって思います。たまたま書いた一作がトントン拍子でデビューするって人もいるのかも知れません。けど、私はそういうタイプじゃないですからね。
仕事で大事にしていることがあります。
「今の自分に出来ることを精一杯しよう」ってこと。それが後悔しない秘訣です。新人の頃の私と、十年以上経験を積んだ私を比べたら、そりゃ、新人の頃の私は「なにやっていたんだよ」ってなります。けれども、その時はそれが精一杯だったんだと思えば、それはそれなんだと思うんです。
だからね。やれることやらなくちゃいけないなって。私も思いました。この週末は娘と共に色々なことを考えさせられる週末でした。疲れましたよ。散々だったしね。夜の眠れなくて、首に力入っていて痛みます。仕事に来れば緊急事態が発生していましたしね。
師走とはよくいったものです。もう少し静かに年越し迎えたい。そう思います。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます