人生100年時代


 巷は連休ですね。我が家は、土曜日に私は仕事、長女は部活と夜はサークルの練習でして、連休といえど二連休と言ったところでしょうか。長女の中間テストが近いもので、時間はあれど、どこに行くこともできずに家で缶詰です。勉強もね、お尻を叩かないと、すぐにごろりんして、ぐうぐう寝ている長女。日頃の疲れもあるのでしょう。でも、ここからの人生は勉強をしていかなくちゃいけないわけで。もう少し「勉強をする」ということを意識してほしい今日この頃です。


 敬老の日になると、日本の100歳以上の方が9万人越えという新聞の記事を読みました。昔から比べると、本当100歳って珍しくないですよね~。昔は100歳を迎えられると100万円もらえるとかいう時代もあった。そして、そういう方のニュースを見ると、大抵の方がベッド上に座っていて寝たきりのような感じでしたけれども。今の100歳は元気な方が多い!


 人生100年時代。そう考えると、まだ人生の半分以上残っている! おう。まだまだ私にも時間は残っているのか?


 かなり前にお亡くなりになったお客さん。100歳のお祝いは役所職員が自宅を訪れて手渡すという仕来りなのに、「そんな面倒なことはさせられねえ」と言って、自分で窓口に取りに行って、担当職員を困らせた、という逸話をお持ちの方がいました。窓口で「形式がありますから」と結局、追い返されて。日を改めて、町内会の人たちが自宅に紅白の垂れ幕を飾って集まります。そこに市役所職員が祝いを持って参上する——というセレモニーが開かれました。元気な方でしたね。パワフルな100歳です。私の勤務する事業所がある自治体でも、週に1人以上のペースで100歳を迎えている方がいるそうです。うーん。担当部署の職員は大変だそうです。


 88歳の祝いをもらいに行った方が祝い金5000円と、それから粗品(カードケース)をもらったそうです。「こんな使えない物(粗品)をくれるなら、お金のほうがいいわ」と言って笑っていましたけれども。その方はいつもお世話になっている娘、そして息子に1000円ずつ渡し、かわいい孫に1000円を渡し、自分は2000円を懐に入れたそうです。1000円もらうって、なんだか子どものお小遣いみたいですけれども、その方の気持ちがこもっているような気がしました。もらった子供たちや孫はさぞかし、心がほっこりしたのではないかと思います。


 親ってね、いくつになっても親なわけですよね。某一流企業に勤め、日本で一、二位を争う大学を卒業した息子だって、母親の前では形無しです。いくら大人になって自立したって、親の存在はとっても大きくて、いい意味で、悪い意味で。早く死んでくれって思っているくらい憎んでいる人だって世の中にはいるんですけれども、私は一日でもこの世にいてくれるといいな、と思っているほうです。


 今日はなんで休みなんだっけ? 休みが続くなんてラッキー、なんて思っていましたが、ラジオを聞いていて「ああ、そうか。今日は敬老の日ね」と思いなおし。子育て中は、親孝行をしている時間もありません。娘たちには我が親に電話でもさせようか、と思っているところです。


 台風のニュースに、台湾の地震のニュース。とっても嫌なニュースばかりですが、みなさんもお気を付けください。台風、怖いね!

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