騒々しい朝でした



 おはようございます。明日は山の日だそうで。翌日の平日を有休取れば、四連休になるんですね! これはいい。けれども、このコロナウイルス感染症の猛威の中、長くお休みをもらってもなにをするって感じです。


 週末は実家に帰る予定でしたが、実家に住んでいる妹が、今日、東京の研修に行くとのこと。うーん、ちょっと悩みます。実家に帰るとなると、マスクを外してごはん食べますでしょう? 長女が今月末に吹部の大会を控えている中、リスクは下げておきたいんです。1年生の分際で、コロナになって先輩たちの足を引っ張るわけにはいきませんからねー。実家に帰省するのもちょっと考えちゃいます。あーあ。早くコロナ終息して欲しいですね。


 今朝は、出勤しようと玄関を出てみますと、愛車の汚れがひどい。時々振る豪雨みたいな雨で、あちこち泥だらけ。これはいかん。そう思い、通勤途中のガソリンスタンドで洗車をしましたー。


 休日は洗車機ってすっごく混みますけれども、朝って誰もいないんです。これは快適~。洗車機を通したら、タオルでなんて拭かないぜ。どうせ走っている間に乾燥するんだ。今日は猛暑の予報ですからね。朝から車を洗って上機嫌での出勤です。


 で、駐車場から職場に向かって歩いて行くと、突然。横から出てきた女性に「おはようございます!」って挨拶をされました。——誰だよ。この人。知らない女性です。眼鏡をかけていて、二つのおさげ。グリーンのカントリー調のワンピースを着て、両手で胸のところにペットボトルを抱えています。


 つい条件反射で「おはようございます」と返してしまいました。すると彼女、今度は道路を挟んだ向かい側にいる集団にも「おはようございます」ってもっと大きい声で言うんです。——これはやべえ。朝から変な人に掴まる!


 私、結構、知らない人に声を掛けられるのが多いんですよ。先日もね、銀行に行ったら、仙人みたいにヒゲを長くはやした怪しいじいさんに「おれのかい?」って突然声を掛けられまして。——おれのかいってなんだよ? 私はお前のものじゃねえぞ。って思って「違います」って逃げました。


 今朝もそのパターンじゃあ。これは逃げるに限る。さっさと青信号になったので、道路を渡って事務所に駆け込みました。それから事務所にいた後輩たちに、この一連のエピソードを説明。すると、私の後ろから来た別部署の職員が、やっぱり彼女の話をするんです。


「あれ、やばいですよ。『おはようございます』って言った後、『一番星見つけた~、二番星みつけた~』って歌いながら歩いて行きましたよ」って言うんです。ああ、やっぱりちょっとどころか、かなり変。どこから歩いてきたんだろうか。近所じゃないことだけを祈ろう。この暑さです。こちらもおかしくなりそうな陽気。


 自分らしさを保てるよう、この時期は無理は禁物です。美味しいものを食べる気力もありませんが、少しでも食べて、寝て。涼しくなるのを待つしかありませんね。



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