マムの日記

@aka-tonbo1

第1話 マム一躍有名人?!

ここに移住してから幾年が過ぎたのであろう…


振り替えれば、


何不自由なく過ごしてきたっけ……


「皆のものーこんにちわー」

僕の名前はマムグールマン

あっ愛称はマムね


年齢は不死身、多分ね。

性別は…性別ってなんだっけ…

血液型は、緑と思う


今日から日記を書くことにしたんだ、よかったら読んでいってね


あっ愛称は、マムね


まず昨日の出来事から書くことにしよう


呼ばれもしていない知り合いの家に、お茶とお菓子を頂こうと向かってる時のこと


空からヌーーっと


スネークのような生物が這ってきたんだ、

目は確か3つ

3つのうち、2つの目は光を放ち、1つはガラス目玉の様だった


そいつが僕の顔面に近づいてきたから、

僕も負けじとそいつの顔面に近づいて

睨み合いをしたんだ

そしたらさーどうなったと思う?


びっくりするぜー。


そのスネークは鼻から液体を噴射して

口からは、鉄のような触手を伸ばしてきたんだっ


触手の先は双葉型の指がついていて

それをカチャカチャと音を立てながら


僕を捕まえようと、勢い良く追いかけてきて


そりゃーもう駆け逃げたさっ

逃げた先は

町内会会長の、物知りプットアウトさん家


僕は息を切らしながら事の一部始終をプットさんに話したんだ


「得体の知れない魔物が襲ってきた!!!この世の終わりだーっ」てね


するとプットさんは、語りだしたんだ。


「それはなぁ、恐らく外の世界からやってきたのぢゃよ、

 外の世界には知能が発達した宇宙人が沢山居て、たまに侵入してきては、

 この世界に顔を出すその名はなぁ…」


ボクはドキドキワクワクしながらプットさんの話を真剣に聞いていた

「ねぇプットさん、その名は?」


「むー…その名は…

 なんぢゃったかのぅ…むー…」


ボクは少しイラッとした

(早くいえよっ…)


「むー……」

おうそうじゃそうじゃ、そうじゃった

プットさんは、大きな目を見開いて

その名を言った


「イ・カメラというやつぢゃ!!!」


そいつは、三年に一回、長くて五年に一回ぐらい、この世を偵察に来るらしい


五年に一回かぁ…長年住んでいたけど、僕

初めて会ったんだけど……


まぁよく言えば、この世に不整備不具合がないか確認しに来てくれている

いいヤツってことだった


ボクが睨み付けた、ガラス目玉は、カメラになっていたらしく

宇宙人の世界で放送されるんだってさ


もーそんなことなら、もっとタキシードかドレスとか着て

髪もセットしておくんだったよ


そしたらさー

外の世界からスカウトされてたかもぢゃんっ


ボク有名人になってたかもなんだよ?


うぬぬ…まだチャンスはある

五年後か三年後……


有名人になったら、皆にサインあげるね☆



2022年12 月22日 マムの日記 第1話終わり




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