天上人たちが「この星」と呼ぶ地球は、地上界の上に、７つの層の天上界が構成されている。

［イラスト］

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第１天上界：　結界。地上から１万メートルほど上空にあり、地上界と天上界を分けている。

第２天上界：　結界。地上から５万メートルほど上空にあり、オゾンの層が外部からの強い紫外線を遮蔽している。

第３天上界：　天上人が暮らす。白雲の都（しらくものみやこ）が存在する。

第４天上界：　天上人が暮らす。西宮門が存在する

第５天上界：　天上人が暮らす。環境は厳しい僻地。

第６天上界：　結界。地上から１０万メートルほど上空にあり、外天界の電磁波を遮蔽している。

第７天上界：　結界。赤道上空500万～2,000万メートルに展開して、外天界の物質を遮蔽している。南北の極地方では地上と接続していて、その周辺でオーロラが発生する。

熱擾乱　　：　中心に熱気の核を持ち、渦巻き状の積乱雲を伴う大気の擾乱。基本的に地上界の現象だが、火竜が起こす熱擾乱は、結界を越えて、７つの天上界の成層をも破壊する。

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