僕には姉がいた 作者 津多時ロウ 様
僕には姉がいた
作者 津多 時ロウ様
https://kakuyomu.jp/works/16817139554955067823
ストーリー[ A ]
登場人物[ B ]
文章[ A]
何か一言
評価基準
ストーリーに関する事
A 下記項目のうち二つ以上に該当したものがあったとき。
起承転結がはっきりしており、物語にメリハリがあった。引き込まれる冒頭だった。このラスト好き。
B下記項目の内一つに該当したとき
最後まで読めた。ストーリーの方向性がはっきりしていた。題材、キャラクター、設定が物語に生きていた。
キャラクターに関する事
A
セリフのみで誰のセリフかが分かった。魅力的なセリフがあった。
B
誰が何を言っているのかが分かった。キャラクターの容姿や動きをイメージできた。キャラクターの心情を理解できた。
文章
A
読みやすく、個性が感じられる。過不足なく描写ができている。風景・情景・心理の三つの描写を的確に使い分けている。
B
ストーリーと文体が一致している。誰が何をしたかが分かる。主人公の目標、目的が分かる。
一言
小出しにされる情報から、姉がすでに亡くなっているというのは容易に推測できてしまいました。それでも、黒沼さんの姉への解釈が優しさに溢れていて好きです。
だからこそ感じた惜しさがあります。黒沼さんを魅力的だと感じるための尺が足りないように感じました。人物紹介はありましたが、読者が黒沼さんの言動から魅力的だと感じる手立てが欲しいと思います。ただ、5分で読書のタグから、決められた文字数に苦労しながら書き上げた作品だと推測もできます。
黒沼さんの紹介、主人公の過去と今の様子、謎解きと書かなければいけないことが多く文字数の割り振りが大変だったと思います。何となくなのですが、お話で書きたい事が複数個あり、文字数の制限でどれも中途半端になってしまっているような気がします。断定できなくて申し訳ないのでますが。
ご存じの通り、ショートショートは最後のそうだったのかというオチがとても大事だと思います。ですので、読者に提示する謎解きのための情報は、分かりそうで分からないあと一歩というギリギリのラインを見極める必要があります。多すぎて読んでいる途中でオチが分かると若干、消化試合感が出てきてしまいますし。
もしくはミスリードするために余計な情報を増やすのも一つの手かもしれません。このお話の場合、一人称なのを利用して、イマジナリーお姉さんを読者に見せるのも面白いかも知れません。代わりに交通事故について黒沼さんと主人公の二人が語っているので上手く整理すると片方を削除して文字数を生み出せるかも知れません。
つらつらと書かせていただきましたが、主観による意見となりますので、取捨選択選択をよろしくお願いします。偉そうな事を書いていますが私もまだまだ未熟ですので間違い失礼等ありましたら、平にご容赦ください。
この度は企画への参加ありがとうございました。
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