第25話 文芸部短編5

文芸部の男子は肩身が狭い

女性部員ばかりで

楽しそうに活動している

話の輪の中に入れない


そんなときに先輩が助けてくれる


(あの子の推しは三島由紀夫)

(あの子は曹操が好き)


教えられた事を話すと

みなが喜んでくれる


ええ、先輩は居ません

もちろん女性部員もいません


校舎の門が閉まるまで

一人で独白してます

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