第2話 ふりかえるとよみがえる
私は友達に相談をする。「彼にふられたの」泣きながら相談をする。友達は少しだけ考えて私に本を貸してくれた。
「恋のおまじないよ」彼女はそう語ると呪文を教えてくれた「ふりかえるとよみがえる」三回繰り返すと、失恋した彼氏と仲良くなれる。私は心から願う。家に帰ると呪文を唱えた。
友達からLINEが来る。「あの人が事故で死んでしまった…」彼と家族が乗った車が事故を起こした。私は悲しくてベッドで泣いた。玄関のチャイムが鳴る。玄関まで行くと「ぼくだよ…」と声がする。私の好きだった人だ。おまじないは成功した。彼が戻って来てくれたのが、ドアを開けると…………
元気な彼が笑っている。私は抱きしめる。生きて帰ってきた。彼は私の手を引っ張ると玄関から出ると、地面はごつごつとした岩の感触がある。暗い空は夕方のようだ。遠くで何かが燃えている。彼は「一緒に行こう」と言うと手を引っ張る。遠くに長い長い人の列がある。彼の家族も手をふっていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます