来世でもう一度出会えたら

@abeno4231

運命の日


俺と奈古は中学の時に初めて出会った。

中学2年生の時おれは奈古に惚れた、あのくりくりした目、可愛らしい顔、あの元気な笑顔は一瞬で俺の目にとまった。

そして奈古はスポーツ万能で愛想が良くて誰が見ても、文句のない完璧な人だった。


そんな奈古に告白したのは中学3年生の時だ。俺は勇気を振り絞って奈古を近所の公園に呼び出した。

そして奈古にこう伝えた。「奈古。急に呼び出してごめん、俺奈古のこと好きなんだ、だから俺と付き合って欲しい」そう言うと奈古は少し戸惑った顔でこういった。

「ほんと?わたし、告白されるの初めてだから緊張しちゃうの。だから返事はまた今度ね」俺はとにかく気持ちを伝えられたことが嬉しかった。


告白してから1夜があけた。

俺は奈古からの返事をまちながら、普段は絶対にやらない勉強をしていた。そんなことをしている間に奈古からLINEが来た。

「楓希!今空いてる?あいてるなら昨日の場所に来て欲しいな!」俺は嬉しくて家をとび出た。俺はすぐに公園につき、奈古の到着を待った。


奈古が到着すると俺はすぐに奈古の方へと向かった。

「楓希!こんな夜遅くに呼び出してごめんね!どうしても楓希に結果が伝えたかったの!」こんなことを言われたのは初めてだった。

「全然大丈夫!俺は返事を待ってたから」

「そう?それなら良かった!返事のことなんだけど、よろしくお願いします!」

俺はこのときを待っていた。俺は嬉しくてとびはねた。俺にとって初めての彼女だ。初めての彼女がこんな可愛い人で俺は幸せものだとすごく喜んでいた。


俺は奈古を大切にしよう。そう誓った。



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