第338話春奈と朱里も、祐を抱き人形として楽しむ

私、春奈と朱里は、全くためらわなかった。

ブラなんてつけずに、薄いナイトウェアで、祐君の部屋に入った。

(祐君は、スヤスヤ・・・まっすぐ仰向け)

(室温は15度弱、まだ4月だから、少し寒い)

(祐君は、そのまま眠ってしまったのか、エアコンをつけていない)

起こさないように、そっと祐君の「肉の壁」になることに、成功した。

下心が?痴女?いや、そうではない。(断言します!)

まだ体力の回復ができていない祐君なんです。

風邪引いて、もっと体力が落ちたら、困ります。(弱っている祐君は・・・また別の魅力がある)(光源氏が病床の紫の上に感じたような)(でも、それは、別問題)

純子さんには負けるけれど、私も(それなりの大きさがある)そっと胸をあて、足を絡めた。

祐君は、「ん?」と口を動かす。

でも、朱里も胸をムニュしていて、足も絡めているので、祐君は動けない。

少しして、祐君は、またスヤスヤ。

祐君には、肉暖房かな、と思う。(人肌で)

でも「肉欲」には、進まない。(二人だけなら、わからない)(でも朱里もいるし、両隣には純子と真由美も聞き耳を立てていると思う)(余計なトラブルとか、抜け駆けはしない約束)

で・・・祐君を抱いていると、本当にいい感じ。(幸せな感じ、天使の人形を抱いているような)

顏は、本当に整っている。(並みの美少女モデルでは、かなわない)(愛奈より可愛い・・・妹顏だ)

肌もなめらかで、もっと触りたいけど・・・起こせない。

でも、こうして祐君を抱いて思うのは「死なないで、無事でよかった」


私は、平井先生の弟子で、将来も古文中心に動く。(大学に残り、研究して、本を出したい)

だから、祐君と一生離れたくない。(伴侶になりたいとまで思う)

でも、ライバルは多いし、祐君は私のことを「怖い」と言うし・・・

そんなに怖くない、生まれつき、顔と言葉遣いが、キツイだけだよ。(悪気はない)

ずっと見ていたら・・・キスしたくなった。

唇・・・小さくて可愛い。

でも、起こしたくない、今は睡眠をとらせて、体力を回復させないと。

・・・生殺し?そんなことを思ってはいない。(少々感じているけれど、我慢)

でも、その前に、祐君の体調を回復させたい。

だから、身体で温めたい。

小さな声で言った。

「祐君・・・大好き、早く元気になってね」(言いながら、潤んでしまった)



私、朱里は、恥ずかしくない。

シースルーでブラをつけていないけれど。(ブラの感覚で、祐君を起こしたくなかった)

見られても、祐君なら平気。(うれしくなるかも)

(大きさでは純子さんに完敗、でも形と張りは負けない)

そっと、本当にそっと・・・ムニュ・・・した。

祐君は「ん?」と声を出した。

(恥ずかしくないけれど、焦った)

(足をしっかり絡めた)(祐君をホールドする気持ちが強い)

でも、祐君はすぐにスヤスヤだ。(寝息も可愛い)(寝顔は、お人形さん)

ムニュの部分が、気持ちよくなって来た。(最初から、いい感じが、もっと敏感に)

「女の子から、襲ったら恥ずかしいのかな」(祐君とメチャクチャになりたい)

そう思うけれど、春奈さんに叱られるし(怒ると怖そう)、両隣の部屋には純子さんと真由美さんがいるし「危ない行為は厳禁条約」もある。

それと・・・祐君は、事故と入院で痩せた。

入院中の病院食は残していたし、今夜の味噌煮込みうどんも、途中でリタイヤ。

(名古屋人の私は、申し訳なかった)(もう少し祐君の体力が回復してから食べさせるべきだった)

それと、痛み止めの薬(眠くなる成分も入っているとのこと)が、かなり強いようだ。

その副作用として、祐君の胃に負担がかかっているのかもしれない。

(そうかといって、医師の処方通りでないと不安でもある)

とにかく、ゆっくりの回復で、私たちも焦ってはいけないのかな、と思う。

部屋の温度は、15度くらい。(やはり4月、まだ寒い)

私は、(祐君をもっと、温めようと)ムニュを強めにした。(これくらいでないと、純子さんに負けると思った)

でも・・・祐君は、どう感じているのかな・・・眠っているし・・・

私は、すごくいい感じ。(ホワホワして)(身体の奥が、トロトロする)

こんなにいい感じなら、一生でもいいかな。

祐君のお父様もお母様も、お姉様も好き。

お姉様の瞳さんは、祐君が「ゴリラ姉」なんて嫌がるけれど、そんなことはない。

頭の回転は速いし、パワフル、美人でスタイルも、スッキリ。(私は好き)

祐君に強く当たるのは、祐君がナイーブな部分があるからかな(本当は強いけれど)

・・・祐君の寝息を聞いていたら、私も眠くなった。

幸せだよ、祐君を抱いて眠るなんて・・・

ムニュ・・・強くした・・・だって、こんな夜は・・・なかなか・・・


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