第65話 深海魚
『すずめの戸締まり』
新海誠の最新作品。見に行きたいが、行けない南山之寿。若と姫を連れてとなるから、無理難題。特に泣き叫ぶ姫。飽きたら稀に声をあげる問題。ポップコーンでも解決できない難題。
映画で耳にする音楽。様々な映画から、歌を吸収する若と姫。とある日の歌。いわゆる、夢の国マーチ。『マッキ、マッキ、マッキマキ、マッキ……』言葉が変わり、ゼブラの商品に早変り。マッキーマジック。机に刻まれた抽象画は消えない。
『深海魚 オジサン』
Google先生に尋ねると、何とも言えない表情の南山之寿、ではなくオジサンという深海魚が現れるのは有名。何であのような形に進化したのか、理解できない世界。目の前に広がる海。その海底では、珍しい生物がひしめく浪漫。
奇妙奇天烈な生き物を見るのが好きな南山之寿。深海魚展などあれば、覗いてしまう。普段食べているような魚も深海魚だったと知り、驚く南山之寿。
今日の対戦相手は深海魚。焼いて、煮て食べてしまえばこちらのもの。ごく稀に、食べすぎると腹を下す刺身もあるので油断禁物。
油断できない刺身、アブラボウズ。プールから飛び出す南山之寿。さながら海坊主。シティ○ンター実写化の誘いはない。
深海魚水族館なる施設。楽しんだ南山之寿。若と姫は、展示されていたタカアシガニに恐怖し泣く始末。水族館の外には、海鮮丼屋。深海魚をふんだんに使用した丼などを提供。ここまで来ておきながら、深海魚丼は食べない南山之寿。
このあと宿泊した宿で提供されたタラバ蟹。若と姫は笑顔で堪能。見ると食べるは別の話。
書きたいことを綴ってオチを探す南山之寿。深海の様に暗い。光を求めて彷徨うも、見つからず。
『深海魚おじさん 南山之寿』 完
映画の幕と、南山之寿の瞳は閉じていく。
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