平穏に暮らしていたら極道に気に入られてしまった!?

@KOUROSHIN

第1話 久々の喧嘩

???「君たち凄いね!ちょっと付いてきてもらうよ。」バチッ

今ん思えばこれがすべての始まりだったんだ…。



俺は松永湊音まつながみなと熊坂高校くまさかこうこうに通う高校2年生だ。この高校はいわゆる進学校だ。成績は……中の下といったところである。


???「おーーーい。みーなーと!」バシッ

湊音「いって!テメェ…!」ギロッ

???「ごめんごめん。そんな睨まないで。」


こいつは榊原琢磨さかきばらたくま。俺の親友で家族ぐるみで仲がいい。成績も常にTOP10以内に入っているような天才だ。


今日も平穏な学校生活を終えて帰宅していた。

すると琢磨が

琢磨「このあと暇だし、ゲーセンにでも行かね?」

湊音「いいね!このあと何しようか迷ってたんだ。」

琢磨「それじゃ、荒稼ぎに行きますか!」


〜学校近くのゲームセンター〜

湊音「よーし、それじゃ何をしようかn……。」

琢磨「どうした?なにか見つけたか………あ!」

そこには黒服のイカついやつに絡まれてる女の子がいた。

湊音「どうする?琢磨。」

琢磨「行くに決まってるだろ!」


琢磨「おい!おっさん!」

湊音「何絡んでんだよ。この子嫌がってんじゃん。」

イカついおっさん「何だ?邪魔すんじゃねよ。ガキども。」

すると、おっさんが殴りかかってきた。

湊音「危なっ!何すんだ!テメェ!」バキッ

琢磨「お前に歩行能力はいらねぇな!」ベキッ

結局二人でボコボコにしてしまった。


実は俺たち2人は中学の頃、喧嘩に明け暮れていた問題児だったんだ。しかし、高校進学をきに喧嘩をやめた。家族に迷惑をかけたくなかったんだ。


女の子に手を差し伸べようとすると目の前に黒塗りの高級車が止まった。

???「君たち凄いね!ちょっと付いてきてもらうよ。」バチッ


                    続く

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