第7話 魔石

鑑定を使い、ゴブリンからコアを取り出す。

そして、アイテムボックスに格納。


「よし、進もう」


--


罠の回避も余裕、出てきた魔物も、ミアがあっさり倒す。

魔物の解体は、僕の仕事だ。


「宝箱だ」


「解錠」


ミアが魔法を使うと、あっさり宝箱が開く。

聖女すげー。

同じレア職業でも、キャプテンとの差が酷い。


「これは……ショートソードか。魔法は掛かっていないけれど、鋭く頑丈……準アーティファクトだな」


「ハネさんが使って下さい」


「悪いね」


ありがたく使わせて貰う。

今まで使っていたナイフは、捨てておこう。

だいぶ切れ味が悪くなっていたし。


さて。


ダンジョンに潜って、2時間といったところか。

疲労的にはまだまだ行ける気がするけれど。

一回戻ろう。

成長もできそうだし。


リアに戻り、帰還。


「3レベルアップ、か」


これで8レベル。

スキルは……1つ増えた。

あと、アイテムボックスが拡張されたようだ。

畳1つ分程度の広さ、1m程の高さ。

これはかなり嬉しい。


「私は5レベル上がりました。ステータスが結構強化され、特に魔力がかなり上がりました」


ミアの報告。

頼もしい。


「後、魔法の同時行使ができるようになったみたいです」


「聖女って職業はとんでもないね……」


「ハネさんのスキル、疲労軽減もかなりお強いと思うのですが」


ミアが苦笑いする。


「まあ、ミアが強くなってくれれば、僕がサポートしかできなくても、問題ないね……これからよろしくね」


「は、はい。ふつつか者ですが、末永くよろしくお願いします」


ぺこり


ミアが慌てて頭を下げる。


さて、マナに変換しますか。


--


魔石は、とりあえず取っておく事にした。

残りをマナに変え、


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残マナ:-4,350pt

消費マナ:1,000pt

冒険後残マナ:-5,350pt

--------------------------------------------

獲得マナ:24,356pt

所持マナ:24,356pt

チャージ:20,356pt

チャージ後所持マナ:4,000pt

チャージ後残マナ:15,006pt

--------------------------------------------


借金完済!

ちなみに、マナ変換の際に自動的に5%の税金が引かれている。

自宅の設備でやると、別途マナを納めないといけないので、面倒だ。


搭乗可能を3人に拡張。

1,000pt+2,000ptで3,000ptだ。

それと倉庫を追加。

これで4,000pt。


設備も1,000pt使ってみるか。


「トイレですね」

「トイレだね」


トイレが増えた。

もっともっと使ったら、お風呂ついたりするのだろうか?

次の拡張は10,000ptまで増えている。


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残マナ:10,006pt(↑15,356)

搭乗可能:3名(↑ 2)

倉庫:レベル1(↑ 1)

座席:レベル1

設備:レベル2(↑ 1)

燃費:レベル1

速度:レベル1

自己防衛:レベル∞

最大航行可能距離:

 α:999

 β:999

 γ:999

--------------------------------------------


--


「サイズはどう?」


「下着、の胸につける方はきつくて、つけておりません。他は、何とかなりました……やはり、上はきついですが」


まあ、大きいしね。


何とかお風呂も終わり。

寝室へと案内する。

部屋は、客室を使って貰う。


途中、シャワーの使い方が分からないと言って呼ばれたり、ウォシュレットの使い方を忘れたと呼ばれたり、トラブルはあったけれど。


--


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