第26話
奴が家を出て数ヶ月が経つ。
全く来ない。
羽をのばしているに違いない。
あとは仕事が忙しいのだろうけど、来なさすぎる。
奴がいなくて楽な反面、子供には会わなくて良いのか。
全く、父親としての自覚がなさすぎる!!
私は苛立ちを募らせた。
でもまあいいか。
離婚届も公正証書もこの世には存在しない。
そして奴は離婚したと安心しきっているから当分バレないだろう。
しかし、奴が家を出てからは生活費が足りなくなる。
まずは奴の生活費を極限まで減らしてやろう。
そうすれば音を上げて帰ってくるだろう。
そして私は仕方なくパートに出てやるか。
自分の小遣いが減るのは嫌だからね。
早速求人をネットで探す。
家から近い、高時給、週2位で短時間勤務、、
なんと、すぐにヒットした!!
条件いいしすぐに応募した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます