第15話
無事に産まれたものの、産まれてから育児は想像以上にしんどかった。時間関係なく泣くし汚すし大変だ。自分の時間なんてある訳がない。
その隣で困った奴がいる。
普段は飲み歩いて帰りが遅いか帰ってこないのにたまに家にいると、俺の飯は?これどこに置いた?あれ持ってきて。あれ欲しい。
、、、あぁ〜うるさい!黙って!!大人なんだから自分でやりなさいよ!!
そのくせ「今日はどう?」なんて体を触ろうとしてきたからもう無理!!「汚い!無理!触らないで!!!」と手を叩いてやった。それでも毎晩言って触ろうとしてくるからそれでも叩いてやった。そうしたら自然と言わなくなった。ああ良かった。当然でしょうが。
この時私は撃退してやったという満足間でいっぱいだった。しかし言動が積もりに積もって数年後の爆発に繋がっていたことには気づいていなかった。
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