第42話 目の保養に話しかけてしまい微妙な空気になったでござる

 サブタイトルのまんまです。

 私のホームとも言える某コーヒーチェーン店で、今日もホットコーヒーを片手にこのネタを書いています。


 いつもはソイラテなのですが、今日は違う気分だったので紅茶と悩んでコーヒーに。

 別に珍しいメニューがあったわけでもないのに、メニュー表をみて悩んだ挙げ句、ソイラテの次くらいによく頼むやつかよw みたいな笑いのあとレジ打ちしてくれた店員さん。

 とってもフレンドリーで見目麗みめうるわしく、いつも行くとよく話しかけてくれます。

 多分、その人がそこで働き始めたときから見ているのですが、最初の頃のたどたどしい接客も可愛くて癒やされてましたが、すっかり慣れて新人さんに指導している姿を見ると謎の感動に襲われます。


 以前、そんな店員さんとお店の限定タンブラーについて、話してそのまま購入。

 それを覚えていてくれてるのか、タンブラーを持っていないと


「今日、タンブラー持ってきてないんですか?」


 持ってきたら、きたで「今日は持ってきてくれたんですね〜」


 と、まぁタンブラートークしかしないんですが笑


 で。

 今日もタンブラートークをしたのですが、どうしても気になっていたことがあってつい聞いてしまったのです。コミュ障のくせに。


「髪の毛、頻繁に染めますよね」

「あぁ〜黒にしましたー」

「髪の毛傷まないんですか?」

「痛みますよー」

「前の色のときとかダメージ大きそうだなぁって思ってて……」

「前の色、結構しっかり色入れたんですけどねぇ〜飽きちゃって。今日染めてきたんですよ〜」


 前の色もその前もガッツリブリーチされてたので、いろんな意味で気になっていたんです。


 比較的、明るすぎない髪色が多いお店でガッツリ金髪とか平気なのか?

 短期間でちょいちょい色変えるけど、髪の毛ダメージどうなんだろう?


 で、やっぱり髪は痛むらしく髪通りが滑らかじゃないとか色々話してくれたのですが、この店はレジと商品受け渡し口が別々なので、受け渡し口に移動しなきゃいけない。

 けど、店員さんはこっちをまっすぐ見ながら色々話してくれます。

 お会計はとっくに終わり、オーダーも通っている。はず。

 一生懸命、身振り手振りでいかにくしが引っかかっるかと再現しながら、楽しそうに話してくれます。


 話をふったのは私なので、うんうんと聞きつつも移動したほうがいいよなぁと内心気が気じゃありません。

 店員さんもいつもなら、「受け渡し口へどうぞー」と案内してくれるのに、お話に夢中で案内してくれません。


 ど、ど、ど、どうすれば……


 と思うコミュ障のアテクシ。

 ……目が泳いでしまいました。

 それに気づいた店員さんが、そっと受け渡し口の方へ案内を出してくれました。



 目の保養と話すには、もう少しコミュ力を鍛えないといけないようです。


 店員さんには悪いことをしたかな……。

 下手に話を振って、回収しなくてごめんね……。

 もう少し、コミュ力鍛えて出直してくるね……。



 それにしても、この店員さん。次はいつ髪色変えるんだろう。

 人様の髪の毛ながら、髪や頭皮へのダメージが心配になってしまいます。


 自分もちょっと前までいっつも染めていたのでね、ついつい、ね。

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