第19話 対ワイバーン
次の日いつも通りに目を覚ます
隣では可愛い寝息をたてながらニーナが寝ている。幸せそうな寝顔だな〜つんつん
「ふにゃ〜ゴーシュそこダメ〜また飛んじゃう〜」
っえ!ニーナはなんの夢見てるの!?もしかして昨日の続きか?
「ゴーシュの前より大きくていいぃ〜」
俺の進化して前よりもデカいのか?
ってそんなことよりこれ以上は聞いてられないぞ!?
「ニーナ!起きな!」
俺は慌ててニーナを、起こしにかかる
「ふぇ?おはよ。そんなに慌ててどうしたの?」
「あ、朝だから起こしたんだよ。そろそろ準備して行かないと」
「そうだったね。今日はワイバーン殲滅作戦だったね」
殲滅作戦って物騒だな、、、
俺たちはアイテムボックスにテントなどを片付け武器を装備した
準備を終わらせ山脈へと歩き出す。中腹付近が近づいてくるのとそれと比例するようにワイバーンの数が増えていく
「やっぱりこの先に巣があるな。ワイバーンを倒しなが行くよ!」
「わかった!」
「雷纏!」
「ホーリーエンチャント!」
俺たちはそれぞれ魔法を発動しワイバーンへ攻撃を開始する
俺は剣でニーナは水、雷魔法で攻めていく
「剣聖スキルに進化したからなのか剣を使っての行動がかなりしやすいぞ!それに攻撃もどこから切ればいいのかが感覚でわかる!」
「剣聖スキルってすごいんだね。私は中級水魔法の威力に驚いてるところだよ!普通に撃ったウォーターランスが大きめの岩を破壊したんだよ!」
俺たちはレベルアップで強くなりすぎた力を確かめるようにし戦闘をしていった
それから数十分でワイバーンが全てが死んでいた
剣で半分に切られたもの、水魔法で腹に大穴が開いているもの、雷魔法で黒く焦げているもの
様々であるが全て死んでいる
「ふぅ〜とりあえずここら辺は片付け終わったから先に進もう。残り体力、魔力は大丈夫そうか?」
「全然大丈夫!今の戦闘ならあと2、3時間行けそうだよ!」
「それは心強いな!じゃぁ行くか」
その後中は中腹をた探索し何度か先ほどと同じようにワイバーンの群れたら遭遇した。だが、俺もニーナも慣れてきたのかどんどん効率よく戦闘を行なっていく
そんな探索をししばらく経った頃
「なんかあの群れだけおかしくないか?」
「そうだね。今までの群れと違って統率されてる感じがするし変に静かだよね」
「やっぱりニーナもそー思うのか。幸いこちらにはまだ気付いてないから俺が少し確認してみるよ」
俺は千里眼を使い群れを確認する
っ!一体だけ他のとは違うワイバーンがあるぞ
鑑定!
ーーーーー
レッドワイバーン
レベル21
飛竜種
スキル
炎ブレスL v6
飛行L v5
噛みつくL v4
ーーーーー
っ!こいつは強いぞ
準備をしてからじゃないとヤバそうだな
「ニーナ、ワイバーンの中に一体だけ桁外れに強い個体がいる。多分進化したワイバーンだ」
「やっぱりいたんだね。対策はどうする?」
「やつは炎ブレスを使ってくるからニーナの水魔法でなんとかなる。飛行スキルが高いけどそこは俺が対処する」
「わかった。今回はサポートメインで私は動くね」
「それでお願い。じゃぁ〜まず初めに俺がおもいっきり雷魔法撃ち込むからその後からニーナは魔法発動してサポートに回ってくれ」
「了解!ワクワクするね!」
最近、ニーナが、戦闘狂みたいになってないか?
俺は射程距離ギリギリのところで魔力を限界まで練り上げ雷魔法を発動する
「天より降り注ぎ敵をうがサンダーボルト!!」
俺が今使える全力の範囲魔法でワイバーンたちが黒焦げになっていく
「ゴーシュの、雷魔法どんどん威力上がるね詠唱とかも関係あるのかな?」
「詠唱は自分のイメージを固める為に言葉にしてるんだ。だからそのつど詠唱は違うんだ」
「なるほどね私も全力で発動するときはそうしてみるよ!」
「頑張ってやってみるといいよ。それよりやっぱりあいつだけ生き残ってるぞ」
「そうだね、あのワイバーン他より鱗が赤いんだね。それに、ゴーシュの魔法で少し焦げたぐらいだね」
「そうだな、俺の全力がどのぐらい通用するのか楽しみでしょうがない」
あれ?俺も戦闘狂なんじゃ、、、
そんなことに少し恐怖を覚えたが思考をワイバーンに切り替え剣を構える
「雷纏!」
雷魔法で身体強化をし翼を伸ばした
「飛行の練習しがてら闘うから流れ弾とか気を付けて」
「りよ〜か〜い。楽しんでね〜」
こうしてレッドワイバーンと俺の一騎打ちが始まった
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