種族進化とスキルポイントで無双する!〜ゴブリンから人間への転生〜

カズ

第1話 プロローグ①



「父さん!母さん!俺また種族進化できたよ!」


名前はゴブイチ。

俺は最弱の魔物とされているゴブリンの1人だ。

でも、俺の父と母は周りのゴブリン達とは少し違う気がする…

父は細身の体型で身長が高い、なのに力が強い?

母は息子の俺でまた惚れ惚れするぐらいにキレイだ。


「さすが俺の息子だな、俺に似て才能があるみたいだ!」


父さんは嬉しそうに笑ってくれた。


「わたしは、もう少しおとなしくてもいいと思うんですけどね」


母さんはお腹をさすりながら呆れたように笑っていた。


「もうすぐ弟が産まれてくるんだね!楽しみだよ!何教えよっかな〜、あっ!アニキって呼んでもらおうかな‼︎」


「落ち着け、女の子かもしれないだろ!」


「あなたこそ落ち着きなさい、そもそも女の子は確率が低いんですからね。」


「そうだよな…まっ!どちらでも嬉しいことには変わらないけどな。ゴブイチ、お前は族長である俺の跡継ぎだが、これから兄になるんだしっかりしないとダメだからな。」


「わかってるよ、そのために頑張ってるんだからさ」


族長である父さんは強いし尊敬もしている。

だからこそ戦って進化していち早く父さんの役に立ちたい。それに、これから産まれてくる弟も守らないといけないしな。


「ゴブイチ、父さんは明日から少しの間族長会議に出るのに里をあける。母さんがこんな状況だからいろいろ手伝ってやってくれる。」


「当たり前だろ、わかってるよ。俺が守るから父さんは安心して会議に行ってきて」


「ありがとな。さてそろそろ飯にでもするか、明日は早いからな。」


「わかったわ、少し待っててね今日は豪華なご飯にするから」


明日からの会議に行くあなたとゴブイチの、進化したこお祝いに頑張って作っちゃうわよ!

食べきれないぐらい作ってあげるんだから。


「母さん、僕も手伝うよ」


「ありがとう。野菜切ってくれるかしら?」


「は〜い!」



今日はビックリするぐらいいっぱいの料理をみんなで食べ、眠りについた。

少し、騒ぎすぎちゃったかな……

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