第36話 成れの果て

遠縁 「・・・っ」


KP  ”彼女”はあなた達に向かって近づいてくる。だが、アカネは刀を抜くことも

   せず、ただ静観しているのみだ。それは、壊れてしまった同胞に刀を向けたく

   ない。そんな戦闘人形としての本能かもしれない


遠縁 「マキナくん・・下がってて」


KP  では下がりますね。戦闘をするならどうぞ。会話を試みるなら聞き耳どうぞ


遠縁 「自分達で・・なんとかしよう」


杉谷 「彼女は、ただの被害者だ。…彼女の声を聴くのも使命だ…」


遠縁 聞き耳!


杉谷 同じく聞き耳


皇  私も聞き耳を


KP  どうぞ


《皇  CCB<=45 【聞き耳】 (1D100<=45) > 46 > 失敗》


《遠縁 CCB<=40 【聞き耳】 (1D100<=40) > 10 > 成功》


《杉谷 CCB<=55 【聞き耳】(1D100<=55) > 70 > 失敗》


KP  では、遠縁さんのみには聞こえるでしょう


    「……ぃ…ゃ……。…はや…く…、ころ……して…」


KP  聞いた人のみ正気度喪失-1どうぞ


[ 遠縁  ] SAN : 42 → 41


遠縁 「っ・・ああ いま解放してあげる」


杉谷 「…遠縁さん、彼女は何と…?」


遠縁 「…早く殺してって」


杉谷 「!?………そうか………」


遠縁 「・・マキナくん・・刀貸してくれないか?」


KP  では無言で貸してくれますね


遠縁 「・・・やります」


杉谷 「…そうか……すまない………」


KP  刀を振る場合は、対象が動かない為確定でヒットします。95でどうぞ


遠縁 「ごめんね。そして、…おやすみ」


《遠縁 CCB<=95 【日本刀】 (1D100<=95) > 35 > 成功》


KP  ダメージ1d10+dbどうぞ


遠縁 1d10 (1D10) > 9


KP  では、ストンと刀が入り、それは動かなくなります。貴方が初めて手を下し

   た為、正気度喪失0/1d3どうぞ


《遠縁 CCB<=41 【SAN値チェック】 (1D100<=41) > 75 > 失敗》


《遠縁 1d3 (1D3) > 1》


[ 遠縁 ] SAN : 41 → 40


KP  そうですね。全員アイデアどうぞ


《皇  CCB<=80 【アイデア】 (1D100<=80) > 54 > 成功》


《遠縁 CCB<=75 【アイデア】 (1D100<=75) > 5 > 決定的成功/スペシャル》


《杉谷 CCB<=75 【アイデア】(1D100<=75) > 35 > 成功》


KP  では、戦闘人形にはクティアノタイトが使われている。この死体の一部を使

   えば、鋳造台が使えるのではないかと思いつく


杉谷 「…酷な話ではあるが、彼女からクティアノタイトを頂こう」


遠縁 「・・その前に、彼女のために祈ってもいいですか?」


皇  「…うん、そうだね」


三人は彼女のために手を合わせ祈った。彼女の静かな眠りを願うもの、同じような目には合わせまいと誓うもの、彼女をそんな目に合わせたものに怒りを覚えたもの…それぞれ感じたものがあった。


KP  それでは、なるべく損傷を少なくするために腕一本を切り落とします。で

   は、どうしますか?


遠縁 「・・マキナくん。ありがとね(刀を返却)」


KP  では彼女も遺体に手を合わせた後、刀を受け取ります


遠縁 「・・これでよかったのかな?」


皇  「生きていて欲しかったけど、自分から殺してって頼むくらい辛いって考える

   と…」


杉谷 「・・・少なくとも、僕は彼に一言言わなきゃいけないようですね……」


遠縁 「…さて、作成しようか」


KP  それでは、鋳造台を使います。腕一本で金属の板と鍵が両方作れます。どち

   らも濁った緑色をしている


遠縁 「つくったけど どこで使うんだろ?」


KP  それでは、この部屋は以上のようですね。特にめぼしいものはない


皇  「最後、実験室かな」


遠縁 「行きましょうか」


杉谷 「うん、行こう」


KP  では、実験室。4つの部屋がある為一度に描写します


▶ 中央手前の部屋

扉を開けば赤い照明で照らされている部屋に出る。正面と左右に 1 枚ずつ扉があるようだ。

▶ 左手前の部屋

赤い照明で照らされている部屋だ。部屋の中央には石碑があり、その石碑には鏡が付いている。回転させたり持ち運んだりできそうだ。また正面に扉があるが、鍵穴もなく扉は開かない。

▶ 右手前の部屋

赤い照明で照らされている部屋だ。部屋の中央には石碑があり、その石碑には鏡が付いている。回転させたり持ち運んだりできそうだ。また正面に扉がある。

▶ 中央奥の部屋

この部屋は白い照明で照らされている部屋だ。

部屋の奥の壁には黒いモニターが付いている。

また壁には「電源を落としてモニターにレーザーを当てよ。R→P→W。」という貼り紙が貼られている。

そして部屋の中央には背の低い典範の汚れた机が 1 つ置かれている。


KP  こんな感じですね


遠縁 「なにこれ?」


皇  「電源を落としてって書いてある、電源落としに行く?」


遠縁 「落とす?電源落としたら照明とか消えるんやない?明かりは持ってるけど」


杉谷 「おそらく電源を落とすことでレーザーが正確にモニターにあたるようになる

   んじゃないのかな」


杉谷 「とにかく、電源を落としてから考えてみよう。行きどまったらまずは実践

   だ」


皇  「なるほど。私電源落としてくる」


皇  機械室に行って実験室の電源オフにします


KP  それではオフになります


杉谷 実験室の描写で変化した点は?


KP  えーと、追加描写。忘れてました。右奥の部屋に扉があり開きます


▶ 右奥の部屋

入ってすぐ正面の壁にレーザーポインタがつけられており、そのすぐ横には「R/G/B」と英字の振られた3 種類のボタンがある。

またレーザーポインタの横の壁には「R+G=Y、R+B=P、G+B=S、R+G+B=W」と書かれている。

(■電気を消した後の描写)

ボタンを押すとそのボタンに対応した色のレーザーが出るようだが、1 色以上の色は出ない


遠縁 化学でわからない?


KP  じゃあどうぞ


《遠縁 CCB<=80 【化学】 (1D100<=80) > 71 > 成功》


KP  じゃあ色を混ぜて白を作るんだろうなと思います


遠縁 「これは…白色作れってやつだな」


杉谷 なるほどR+G=YはRED(赤)とGREEN(緑)を足してYELLOW(黄)にな

   るってことか


皇  なるほど


遠縁 二つ目はRED+BLUEでPURPLE(紫)か


杉谷 「もしこのRやGがすべて共通するとなると…なるほど、三原色か。」


皇  …どういうこと?


杉谷 簡単に説明するとR(赤)→P(紫)→W(白)っていうのは赤色の光をすべ

  て含まれているんです。紫は赤に青の光、白はさらに緑の光を使います。そして

  白の部屋にあった照明をいじれば青、緑の光が生み出せるので赤色の光がそれぞ

  れの色に変化するわけです


皇  あーなるほど


遠縁 「んー・・後輩くん」


皇  「うん?どした?」


遠縁 「なんであそこだけ白なんだ?ほか真っ赤なのに」


皇  「…何でだろう」


遠縁 KP、白いとこいくけど目星ふれます?


KP  どうぞ


《遠縁 CCB<=40 【目星】 (1D100<=40) > 70 > 失敗》


KP  ではわからない


遠縁 「んー わかんね 他二人なんか見えーる?」


杉谷 「ん?この部屋かい?」


《皇  CCB<=70 【目星】 (1D100<=70) > 76 > 失敗》


《杉谷 CCB<=70 【目星】(1D100<=70) > 35 > 成功》


KP  では杉谷さんは気づくんですが、照明を剥がすと青と緑のビニールテープが

   張られているこれをレーザーに貼れば、全てすっ飛ばしていけるのではないか

   と思います


杉谷 「…なるほどこれか…読み通りこの部屋にも仕掛けがあったよ、遠縁さん」


遠縁 「なるほど。貼ったら終わりそうですね」


杉谷 「そうだね、それじゃあ順番にやっていこうか」


KP  ではどうしますか?


遠縁 貼って紅レーザー発射


KP  では、ただまっすぐ飛んでいく。何かしらでモニターに当てる必要がありそ

   うだ


遠縁 「これ、当てないとだめだなぁ」


皇  「確か鏡があったよね」


遠縁 「鏡あてれる?」


杉谷 「僕が動かそうか…」


遠縁 「ああ あれ動かせるのか」


杉谷 「とりあえずこのへんかな…?」


KP  では、当てればモニターは七色に光りゴトンと落ちる。そして、奥の壁がゆ

   っくりと動き、道ができます


遠縁 「いきますか」


皇  「ちょっと警戒して進も」


杉谷 「あぁ…そうしよう…」


遠縁 進もう


KP  はい、それでは、奥へと進みます


KP  奥へと進んでいけば視界が開ける。奥には、少し広い研究所が広がってい

   る。どこかで見たような構造の研究所だ。そして、その奥には一人の男性がい

   ることでしょう


深山 「…なんだ?お前ら。まさかここまで来たのか…ネズミ共が」


遠縁 「…深山さん…」

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