第6話 探索 AELDA①

アカネ「何かございますか?なければ私は軍備強化班に呼ばれているのでそちらに

   向かいます」


遠縁 「あー そういえば 戦闘人形について何か答えれることできる?」


アカネ「深山大信が作成した対宇宙人用戦闘兵器です。詳細はアクセス権限がありま

   せん」


杉谷 「アクセス権眼かぁ」


遠縁 「あ、1階に向かうなら一緒にいいかい?」


アカネ「はい、構いません」


遠縁 「いや いいよ 気になったくらいだけだね」


杉谷 「好奇心は重要だからね、それじゃあ行こうか」


遠縁 「行きましょう」


KP  それでは、あなた達はドックに向かう


KP  ドックに着けば、すぐに複数の研究員たちがアカネに近づき、どこかへと誘

   導していく。ドック内を探索するなら、作業台、アカネを調べることができ

   る。また、奥のパソコンの前には深山の姿もあるだろう


遠縁 「あ すみません 見学大丈夫でしょうか?」


KP  作業員の方に話しかけても無視されますね。断られもしないのでついていっ

   ても大丈夫そうです


遠縁 「無視されたけど 見学大丈夫そうですね あっちに作業台とかもありますね 

   杉谷講師」


杉谷 「早速何か手掛かりがないか探してみよう。遠縁君はどこを調べるんだい?」


遠縁 「自分は彼女についていきますかね」


杉谷 「では私は作業台に何かないか見てみよう」


遠縁 「了解です。ではまた」


KP  それでは、まずはアカネの情報を


KP  貴方が近づけば、いつの間にか彼女は服を脱いで手術台のような場所に寝か

   せられている。周囲にいる研究員たちがその体に特殊な器具などを使って治療

   をしているところが見れるでしょう


KP  目星が振れます


《遠縁 CCB<=40 【目星】 (1D100<=40) > 28 > 成功》


KP  では、一人の研究員が彼女の肩に器具をセットする


KP  そしてボタンを押すと、赤い光がその機械から漏れ出すのがわかる。 そして

   その器具を外すと、彼女の腕は肩からざっくりと切り取られている。そこに研

   究員は新しい腕を置き、同じように機械を設置することだろう


KP  しばらくすれば、その腕は接着される。研究員が何か操作をすれば、その腕

   が変形しガトリング砲へと変化するのがわかる。そんな光景に正気度喪失

   0/1d3


《遠縁 CCB<=69 【SAN値チェック】(1D100<=69) > 62 > 成功》


KP  では情報はそれくらいですね


遠縁 話しかけれます?


KP  研究員は黙々と作業していますね。話しかけても特に反応しません


遠縁 「緋・・アカネくん 大丈夫かい?」


アカネ「…」


KP  彼女はまだ手術中だ。そして反応が返ってこないところからして電源が落と

   されているのだろう


遠縁 「・・」


KP  では、作業台には多くの資料が転がっている。目星どうぞ


杉谷 CCB<=70 (1D100<=70) > 70 > 成功


KP  では、3つわかることがある


KP  まず、2つ資料がある。カルテとメモダ。どちらから読みますか?


杉谷 カルテからお願いします


KP  では


<目星情報>

「No24 ジャンクのカルテ」

ガラクタ、ジャンク品などの文字が達筆で書かれている。他の部分にはパーツの交換回数や、血のマークが記載されており、パーツの交換は今回が初めてだということ、血のマークの横には画線法で2と記録されていることがわかるだろう。

他には2021年9月10日に製造された事や、製造者が深山大信であることなどがわかる。


杉谷 「ふむ…これはアカネちゃんのカルテか…この血のマークはいったい…とりあえず他のも見てみよう」


「戦闘人形のリスト」

24体の戦闘人形が存在しており、現在25機目を製造中だということがわかるだろう。1.アイン、2.ツヴァイ、3.ドライ、4.サイズ、5.アニカ、6.ジェミニ、7.ナナ、8.オクティア、9.ナイン、10.トルマリン、11.ジャック、12.クイーン、13.エンプレス、14.クレセント、15.リン、16.バベル、17.ヴィクシル、18.グラディウス、19.ベスティア、20.マヤ、21.ニア、22.メイズ、23.エニグマ、24.ジャンクと書かれており、25は空白である。また1~4、6~17には赤い取り消し線が引かれている。そして5.アニカには〇、18.グラディウスには◎が書かれている。


杉谷 「ふむ…これは今までのマリオネットの種類か…25人目は制作中か…?今日

   24体目を作ったのにもう25体目を制作中ってかなり早すぎないか…?それに

   この死体はいったいどこから仕入れて…まさか…」


杉谷 「…いや、まだ確証はない……」


杉谷は嫌な予感がした。まさかそんなはずはない…そう自分に言い聞かせるしかなかった。


KP  そして、もう一つ分かることがある。制服や刀の設計図も見つかるが、詳し

   く作り方を知ることはできない。だが、クティアノタイトと呼ばれる特殊な金

   属が使われている事、そしてその金属は戦闘人形の作成に大量に使われ、現在

   は不足していることがわかる


杉谷 知識でクティアノタイトがどういったものかはわからないですか?


KP  ではどうぞ


《杉谷 CCB<=90 【知識】(1D100<=90) > 50 > 成功


〈知識情報〉

ほとんど聞いたことのない金属だという事がわかる。だが、大襲撃の前後にそのようなオカルト情報が多少流れていたような気もする。少なくとも、オリハルコンの”話は聞くけど存在はしない”と言われている類のものだ


杉谷 「クティアノタイト…存在してたのか……」


KP  ではそんなことを考えていると


深山 「おい、見世物じゃないぞ」


KP  そんなことを言って近づいてくることでしょう


杉谷 「あぁ、すみません。せっかく雇っていただいたので皆さんに早く追いつける

   よう調べ物を行っておりました」


深山 「そうか、まあいい。さて…」


KP  彼はアカネの方へ向かいますね。あなたもついていきますか?


杉谷 ついていきますね


KP  では合流という事で


遠縁 ぺこりと一礼


KP  深山はアカネの方へと近づいていく


KP  それに気づいた研究員が深山に話しかけます


職員 「深山さん。とりあえずパーツの交換は行いました。これから調整を行いま

   す」


深山 「ああ、わかった」


職員 「それにしても…24番にこんな良いパーツ使っていいんですか?」


深山 「ああ。それに別の奴に使ったらアニカに叱られるからな。それでいい」


職員 「そ…そうですか。では続けますね」


遠縁 「アニカ・・・?」


KP  そんな会話の後、研究員はまたアカネの方へと戻っていくだろう


深山 「さて、お前たちは明日から任務があるだろ?早く休んだ方がいいんじゃない

   のか?」


遠縁 「色々見学したく あとまだ早いので」


杉谷 「お言葉感謝いたします。ですが、こちらも深山さんから推薦していただいた

   身ですのでこちらも深山さんのご期待を裏切らないためにももう少し見学した

   いと思っております」


深山 「ふん、そうか」


深山 「にしても明日から任務とは、お前たちも大変だな」


遠縁 「まぁ 頑張るしかないので」


深山 「まあ、安心しろ。こちらもお前たちに死なれたら困るんだ。しばらくは子

   守……、まあ教育係を付けてやるから、死にはしないさ」


杉谷 「少し気になったのですが、私たちのような戦闘人形とのチームって今どれく

   らいあるのでしょうか?」


深山 「あるわけないだろう。今回が初だ」


遠縁 「なるほど」


深山 「本来なら戦闘人形は自力で宇宙人を撃滅できる性能を持っているんだ。そこ

   の24番が例外なだけだ」


杉谷 「だからアカネちゃんを廃棄する判断に至った…というわけですか…なるほ

   ど」


遠縁 「…ふーむ」


杉谷 「ですが深山さんも作られた戦闘人形にお名前を付けられるほど大切になさっ

   ているようで。25体目の戦闘人形はもうお名前とか決まってるんですか?」


深山 「いや?まだ設計段階だ」


杉谷 「…なるほど、わかりました。もしよければ設計予定図などができましたら

   見させていただくことは可能ですか?エンジニアとしてこの技術は非常に興味

   があるので」


深山 「ふむ、まあ考えておこう」


遠縁 「彼女はこの後どうなるのですか?」


深山 「今日はこのまま調整だ。不安定のまま戦場には行きたくないだろう?」


遠縁 「なるほど」


深山 「さて、私も忙しいんだ。そろそろ帰りたまえ」


遠縁 「わかりました」


杉谷 「お忙しい中、ありがとうございました」


KP  では、あなた方はドックを去るでしょう


KP  次はどこに行きますか?


遠縁 医療研究室に行きます


KP  では、向かいます


KP  向かえば、多くのモニターが並んでいる。 職員は忙しそうで、話しかけても

   無視されて仕舞うだろう。だが、モニターにこのような情報が書いてあるのが

   わかる。


「宇宙人について」

未知の宇宙人、通称「ミ=ゴ」は遥か彼方の惑星から飛来しているようだ。どのような移動手段かは判明していない。彼の生物たちはコロニーを形成しそこで生活しているようだ。また生殖器が見つかっていないことから繁殖の方法は不明、ただし一向に数が減らないことから何かしらの方法で増えていることは確かだろう。研究用の素体を捕まえようにも分析に回すまでに彼らは蒸発し消え、胞子のようなものが残る。もしかしたら胞子によって増えているのかもしれない。またミ=ゴのコロニーには爆薬のようなものが用意されていることが多く、ミ=ゴも何かを開発しているような兆候が見られる。


KP  これくらいだ。それ以外は特に有益な情報はない


遠縁 「ミ=ゴ…」


杉谷 「ふむ…ここも忙しそうだ、他の部屋も見てみよう」


遠縁 「ですかね」


KP  次はどこに向かいますか?


杉谷 宿泊施設にいきます


KP  では、宿泊施設へ


KP  行けば多くの部屋がホテルのように並んでいる。貴方達も使っていいと言わ

   れている部屋があるだろう。特に気になるものはない


遠縁 「部屋がたくさんですね」


杉谷 「どうやらどこにでもある普通の部屋っぽいね…」


遠縁 「寝泊まりは大丈夫そうですね」


KP  次はどこへ向かいますか?


杉谷 医務室で

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