オノロアサーフ

1

 ピンポンピンポンピンポン





 あ?





 ピンポンピンポンピンポン






 あ? …なんだ…?






 「波乗り」

 「…な、」

 「波乗り」

 「……なみ?」


 ふかふかお布団天国からなんとか這いでて玄関にでると、


 なにやってんだはやくしろ


 て顔で、てるてる坊主みたいなかっこうのパパかサーフボード片手にオレを見下ろしていた。


 絵面がシュールすぎて、しばらくうごけなかった。

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