第41話 銀河刑事ギルドの敗北
レディー「こいぬ座プロキオン星系支部のジョン支部長は
イヌ星人、亡くなってたのか。
まあ、エリダヌス座イプシロン星系支部のモグラ星人も壊滅してたしな。
プロキオン星系の「イヌ星人」とイプシロン星系の「モグラ星人」が捨石になって、地球に宇宙海賊を誘い込み
「釣り
思い切り良すぎだろ銀河刑事ギルド。サムライかよお前ら。
レディー「ここで、ジョン支部長からアイサツがあります。」
ジョン支部長の映像「ようこそ!新人さん!銀河刑事ギルドは新人さんを歓迎する!…コレちゃんと翻訳されてるのか?地球の言語への翻訳は初めてだが…私は銀河刑事ギルド・プロキオン方面支部長の、ジョン・ワンワン・イヌヤシキ!」
収録映像だったんだな。
ジョン「新人支部長誕生時には、付近の先輩支部長が銀河刑事ギルド名物『試練の新人歓迎会』を
殉職時の映像が流れる。プロキオン星系人たちを救い、盛大に暴れ、宇宙海賊を地獄の道連れにして派手に散るジョン支部長。
無茶しやがって…
ジョン「『試練の新人歓迎会』を見事切り抜けた新人支部長君に敬意を!地球に勝利を!」
茶番は終わりか。
ジョン「そして、銀河の未来を…頼む。私からの祝賀コメントは以上だ。」
重いモノ押し付けやがって。
ジョン「…ホモ・ダンディーを地球支部長配下に配属する。おわり!」
最期にホモを押し付けやがったぞ。
***
脚注 「釣り
わざと負けたフリをして、オトリ部隊が敵を誘き出し
オトリ部隊は自分たちが「オトリ」だとバレないように、実際に負けながら、死にながら本気で逃げる必要がある。
***
脚注 「捨て
逃走時に使う戦法。
最後尾の部隊が敵前に留まり、死ぬまで足止めする。
足止め部隊が全滅したら、次の最後尾部隊が敵前に留まり、死ぬまで足止めする。
以下繰り返し。頭おかしい。
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