第39話 逆転

【メガデカーA内居住スペース・ショットバー】

ギルド職員ジョンとヒューマノイド・レディーが、メガデカーA内のショットバーで会話している。


レディー「メガデカーAエース奪取完了。メガデカーBブラック撃破。転移ゲートまでの空間に敵影なし。ブーストモード、タイムアウト。クールダウン開始。コントロール回復。」


ジョン「こちらは順調だね。」


モニターに映る、逃走中のメガデカーB”鉄忍黒影”の姿。ようやく転移ゲートに到着したデカデカー。ギガデカーXエックスは転移ゲートに到着すらしていない。


ジョン「これ、もう逆転は無理じゃないかな?レディー、念のためメガデカーAの操縦席に着座して戦闘に集中して!」


レディー「オッケー!ジョン!」


笑顔で走り去るレディー。

ひとりになったギルド職員ジョンは、ひとりごちる。


ジョン「地球の新人支部長君…このメガデカーAからの脱出から援護要請指揮、足止め、ゲートまでの移動…逃げ足と思い切りの良さは合格かな」


俺「お前は逮捕された。抵抗は無意味だ。」


ジョン「なん・・・だと・・・」


黒い拘束具がジョンの自由を奪い、無力化する。


俺「いつから、俺が逃走したと錯覚していた?」


俺はジョンの前に姿を現し、薄く笑いながら、軽く煽る。


俺「逃げ足に関する高評価はありがたいが、ミスジャッジだ。俺は最初からここショットバーにいた。。」



***

次回、ヒューマノイド・レディーと地球刑事ヤマサンがタイマン対決?

登場キャラ中最強のレディーにヤマサンは勝てるのか?

勝負の結末は?

どうなるのか、作者にもわからない!

タイプしながらリアルタイムで話を考える「ガチリアルタイム執筆」なので、作者も次回が楽しみです!(いや、ダメだろさすがにそれは…)


次回タイトルは「忠実なる下僕しもべ、ホモ・ダンディー!」


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