第26話 超絶イケメン、いるさ!ここにな!

ケンちゃんが「仕事の話」と称してメイド長のメイちゃんにからんでいる。ちょっとキモい。アレってああいうアレだったっけ。まあいいや。


そして、ドタドタと足音高く駆けてくるユウちゃん。

「ああ、影メイド隊の準備大変だね、今どう…」

ユ「執事長は?」

「今どうなって…」

ユ「執事長は?」

「うん?」

ユ「執事長は?」

「…それ要る?」

ユ「要る!」

「じゃあ俺の影を使って…」

ユ「NOノウ執事長!」

「やだ辛辣!」


地味にショック!泣きそう。

悲しみに耐えながら、考える。

「…イケメンの影を使えば、イケメン執事になるな」

ユ「イケメンいないじゃん!」

ひどい!

「イケメンいるじゃん。超絶イケメンがさ」

ユ「どこに!いないじゃん!」

「いるさ!ここにな!」

俺は…を指さす。


「勇忍ユウキに変身した。」

天才か!みたいな顔で固まるユウちゃん。

フリーズから再起動したユウちゃんはドタドタと足音高く超絶スピードでプリンセスキャッスルに戻っていった。


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