第13話 そして
俺らは熱狂的に民衆に向かえ入れられた。
俺らが幹部を倒すのと同時に多くの魔物が消滅したらしい。
民衆から英雄などと言われても嬉しくはなかった。
どこにいっても称賛された。
胸が苦しかった、その夜の宴も体調が悪いと言い、欠席した。
そして、寝た。
そこで俺は夢を見た。
夢の中で俺はアユに会った。
「アユ、生きてたのか。」
「…。」
「アユ!」
「止まらないで。」
「えっ?」
「止まらないで!」
そう言って彼女は消えた。
さらにユーカにも会った。
「ユーカ!」
「…。」
「なんか言ってくれよ…。」
「前に進んで、後悔してることを見ても戻れないから。」
「…分かってるさ!そんなこと…でもよ…。」
「あなたは今まで頑張ってきた。それはみんなが知っている。あなたを皆が支えてくれる。前を向いて進んでね。…体調には気をつけて…。」
彼女はそう言って優しく抱擁してくる。そして笑って消えていく。
俺はそこで目が覚める。
俺の枕が濡れていた。
俺は洗面所に行き顔を洗う。
そして、俺はブルーとカレンに会いに行き、そしてあることを提案する。
「もう一回パーティを…組まないか?」
彼女たちは笑って言う。
「ええ。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます