1.誕生

 彼は、気がつくと、彼の母に抱かれて、病院にいた。「うんぎゃー」(あれ?)そのとき、彼は、身体が赤ん坊になっていることと、しゃべれず泣くとこしかできないことに気づいた。

「はいー、よしよしおりこうですねー。よしよし。」

なぜか他人の声は聞こえるが、自分をコントロールできず泣き続けた。

『ではここで、選択です。一つ目はこのまま時を過ごすか、しゃべれるとこまでスキップするか。どちらかを選びなさい。』

彼は謎の声で、一瞬戸惑うが、これが選択だと気づき、スキップといった。

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