選択人生ゲーム

@zuyasi

プロローグ ゲーム開始前

 下北遠也しもきたとおやは、面白いゲームを求めていた。そんな、彼は一人でゲーセンをぶらついてると、とある看板が目についた。

「リアル人生ゲーム~さまざまな選択~1プレイ千円」「なんだこれ。」

すると、店員に声をかけられた。

「お客様、このゲームに興味ありますか?」

「はい。」

「このゲームは、選択形式でいろいろな人生を送れるゲームです。難易度はありませんが、年を取るにつれてだんだん難しくなります。」

「賞金とかはありますか?」

「完全クリアで一億円で一定数年をとることで途中でも百円ずつ増えてきます。」

「一億?本当ですか?」

「はい、本当です。では、いつから始めますか?生まれるところからか、小学校入学からか、中学か、十八歳か、三十か、五十か、六十五からです。」

「生まれるところからで。」

「誕生日はいつですか?」

「二千十年、六月一日です。」

「では、ゆっくり目を閉じて、待っててください。」

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