200字以内で実話を書く。
モナカ ハル
実話
私の携帯は時間が4分程進んでいる。
まったく困った奴だ。
4分遅いよりかはマシだろう。
それに不都合があるわけではない。
『よかった、まだ4分もある。』
まだ約束の時間に余裕があるのだから。
私は遅刻癖がある。
4分早く時間を示す携帯は、私の悪い癖を庇ってくれるのだ。
5分、10分はまだ可愛い方だ。
4時間、遅れてしまう時もあった。
どうやら、私の中の時間は世界の時間に追いついていないみたいだ。
まったく困った奴だ。
200字以内で実話を書く。 モナカ ハル @monakamonaka
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ミントグリーンに染まり続けて/モナカ ハル
★12 エッセイ・ノンフィクション 完結済 8話
「私」の話/mil
★4 エッセイ・ノンフィクション 連載中 658話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます