空爆と機銃掃射(きじゅうそうしゃ)
毎日のように空襲警報が鳴り、
川原には多くの人が逃げて来ているのですが、敵兵の顔が見えるほど飛行機が低空飛行してきて、機銃掃射で狙い撃ちしてきます。
また、1トン爆弾が落ちると、地面に伏せていても身体が1メートルほど浮き上がり、叩き付けられるように落ちます。
さらに焼夷弾は、川原に落ちると草が燃え広がり、川面に落ちれば油が広がって水の上でも燃えます。
だから母は家族を水際ギリギリのところまで避難させました。というのも、万が一火が付いた時でもすぐに水に飛び込んで消火できるようにです。
加えて、人が集まっているところは避けました。なぜなら、そうしたところは狙い撃ちされるからです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます