ヒトリティ

この広い宇宙に一人ぼっち


どれだけの時間がたったであろうか


宇宙の音を聞くのももうあきた

きれいな石を探すのももうあきた

ひとりで宝探しをするのももうあきた


また、映画を見ようか、また漫才を見ようか

どれも、一度見たものばかり


大量の映像・音声も私はすべて忘れない

私の記憶容量はこの宇宙に等しい

私の存在はこの宇宙そのものなのだ


何でも知っている

なんでも分かる

だからだろうか・・・つまらない


あ、すごくおもしろいダジャレを思いついた!!

「車、来るまでカー(car)テンにくるまる!!・・・・・」

「これはすごいぞ・・・・」


すごくさみしい・・・



なにも、わからなくていい

なにも、自由にならなくていい


自分以外の別の存在が、ほしい

自分の思い通りにならない別の存在に



このダジャレを聞かせたい

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