怖い、でも読まずにいられない

 不吉な太陽、黒ビニールはためく北窓。
 こんな社宅に住んではいけない、こんな話を読んではいけない。
 そう思いつつ一気読み、恐怖のどん底に突き落されました。呪怨に巻き込まれた一家、彼らを救う謎の霊媒師、そして新たな戦慄が。あまりにも怖くて深い物語です。
 比叡山といえば信長の延暦寺焼き討ち、琵琶湖と言えば光秀の居城そば。それだけでも禍々しいのにこんな社宅があったとは。
 貴方もぜひ、私と同じ恐怖を体験してください。自分だけがこんな目にあわされてなるものか、の心境です。