第8話 つかう→いぬのしがい
わたしのぼしょをまもってくれたドラゴンに
わたしはさいこうのほうびとして
わたしみずからいのちをうばってやることにした。
「エターナルカ
ゴウ。というおととともにドラゴンは
はげしくもえさかるほのおをふきつけた。
ああ!ああ!なんとわたしはおろかなのだろう!
ドラゴンといえばさいこうクラスのモンスター!
そうたやすくそくしまほうが
つうじるあいてではない!
そもそもてきいをみせたじてんで
こうげきされるにきまってるではないか!
もはやわたしはひろうほねすらのこさず、
もえつきてしまうだろう。
ほのおのすきまから、わたしを
ちょうしょうする
ひかりのめがみのすがたがみえた。
ざんねん!わたしのふくしゅうのたびじは
ここでおわってしまった!
わたしはつるぎをひろいあげた。
ゴウ。というおととともにドラゴンは
はげしくもえさかるほのおをふきつけた。
ああ!ああ!わたしはなんとおろかなのか!
ぬきみのつるぎをめのまえにつきつけるなど!
おまえをころしてやるといっているのと
おなじではないか!
いかりくるうドラゴンがほのおを
ふきつけるのはとうぜんだった。
もはやわたしはひろうほねすらのこさず、
もえつきてしまうだろう。
ほのおのすきまから、わたしを
ちょうしょうする
ひかりのめがみのすがたがみえた。
ざんねん!わたしのふくしゅうのたびじは
ここでおわってしまった!
わたしはたてをひろいあげた。
ゴウ。というおととともにドラゴンは
はげしくもえさかるほのおをふきつけた。
ああ!ああ!なんということだろう!
ほのおはかきゅうとなってゆかをはねまわり、
そしてわたしがかまえていたたてを
とびこえてみごとわたしのずかいこつを
やきつくすことにせいこうしたのだ。
さすがわがしゃくねつのりゅうマーリオよ。
しかしそのかえんのいぶきのみょうえん。
できればわがゆくてにたちふさがる
ぼうけんしゃどもあいてにひろうしてほしかった。
さいごのしゅんかん、わたしをちょうしょうする
ひかりのめがみのすがたがみえた。
ざんねん!わたしのふくしゅうのたびじは
ここでおわってしまった!
わたしはさきほどしとめたいぬたちのしがいを
ドラゴンにむけてなげつけた。
わがまりゅうはむがむちゅうで
いぬのしがいにくらいついた。
わがねむりをまもりつづけたいだいなる
しゅごしゃにはせいとうなるほうしょうであろう。
わたしはしょくじをつづけるあいりゅうに
てをふりながらかれのまえをとおりすぎたいった。
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