3人組の話。

「うちら、親友だよね」

学校をの廊下を歩いていた時、前を歩いていた3人組の話が聞こえてしまった。


そもそも、親友ってなんだろう。

親友というと、何も言わなくても心が分かり合えて

気を遣わずに一緒にいられるイメージがある。

(あくまでも私のイメージ。理想でもある。)


こういう友達がいるというのは本当に誇るべき事だと思う。

お互いを思い合える存在が1人でもいれば、

それはきっと、生きて行く上で大きな支えになるはず。


まあ、そんなことは置いておいて本題に戻ると

あの3人組は本当に親友と言えるのだろうか。

わざわざ確認し合わなければいけない事なのか?


おそらく、安心感を得たいだけなのだと思う。

自分は1人になることはない。

親友ならばいつも一緒に行動するということなのだろう。

でも、それじゃあ義務感で一緒にいるということになるのではないか。

「一緒にいたい」ではなく、「一緒にいなくてはいけない」

という意識になりかねない。


義務感で一緒にいるというのは辛い事だと思う。

たとえ相手を嫌っていないとしても。

親友という括りに縛られるのは苦しそうで、

前を歩いていた3人を見て、なぜか私が居心地が悪い気持ちになった。


色々私の考えを書いてみけれど、

これも全部私の空回りな思い込みのかもしれない。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る