第4話 妖怪の楽園

あの後、ついて行ってみた。

すると、大きな、

まさに研究施設のような建物に入った。

なにか嫌な感じのする場所だった。

ミノは、ケージの中でとても安心したように寝ている。一人で来てしまったのだが、親に相談出来ないから、仕方ない。

というか、したくない。

建物の中の、二重のドアを開ける。

すると、

有名な海坊主や、ヌエ、など様々な妖怪が

いた。

妖怪の楽園

と、言っても良い数の妖怪がいた。

(ここなら、

ミノも幸せになれるのかもしれない)

あの男が、

『さぁ、ここでお別れだ。

ケージから出すんだ。』

だけど、ケージを持ったまま全速力で走った。

僕は、そこから逃げた。

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