電撃までカクヨムから応募可能に…!

 こんばんわ、涼紀龍太朗です。


 つい先日、電撃の募集要項を見てみたんですね、もちろん出してみようかな、と思って。


 そしたら、割かしビッグニュースとなっておりまして。


 カクヨムからも応募できるようになってましたね。


 いやちょっと、これはびっくり。いや遅いですけどね、俺w 募集要項が切り替わるのはその年度の応募が終わってすぐでしょうから、カクヨムでも応募できるようになったのは去年の四月十一日からだったんでしょうね。いやちょっと情報古くてごめんなさいね。でも、僕的には最近のトピックなんです! だから今回はこの話でいきます! 異論は認めません!w


 で、小説投稿サイトと提携して応募できる流れ自体は、まぁ割と今更感はあるっちゃあると思うのですが、最大手の電撃がそれに乗り出したということに大きな意味があると思います。これでこの流れは決定的になった感じですね。


 おそらく今後は小説投稿サイトからの応募がになるでしょう。選択肢の一つ、ではなく、になるというか。


 だから、普段から小説書き慣れてる、それが日常になって、SNSに投稿する感覚になってるくらい書き慣れてる、言ってみればライティングネイティブから良い才能を探そう、という風に切り替えたのではないでしょうか。


 SNSやネットニュースの普及で、日本人の国語力、読解力が著しく下がったことが指摘される昨今ですが(なんでも、ザーッとスクロールして流し読みすることが主な原因という説があるようです)、逆に小説投稿サイトの隆盛で、まとまった長い文章を書くことに長けている人が以前に比べると多くなったようにも感じます。


 そういう、SNSとは違い、日常的に長文を書き慣れている層の巣窟(笑)である小説投稿サイトに目を付けるのは理の当然。


 また、そこで人気がある作品から優先的に下読みの人に読ませていけば、売れる可能性の高い作品を高次の審査に通過させやすくなるというメリットもあるでしょう。逆にそういった小説投稿サイトで「~万PV以上」「お気に入り登録~百人以上」の作品は無条件で次の審査に上げる、という技を使うこともできるでしょう。


 選ぶ側としては良いことづくめです。


 あと、既に小説投稿サイトに作品を投稿している人なら「ボタン一発」で応募できるのは、応募する側としてもメリットでしょう。これ以上はないくらいお手軽ですからね。


 その手軽さから、応募に対する敷居がグッと下がり、応募者数も増えることが予想されます。というより、増えるでしょう、確実に。


 この「応募者数が増える」ということが選ぶ側にとってはポイントで、やはり数を多く取れば、それだけ才能のある人を探すことができますからね。先ず集めちゃう。囲っちゃう。それが肝要ではないかと。


 それにより、選考が大変になっちゃうというデメリットもあるにはありますが、そこはさっき言ったみたいに、小説投稿サイトでの成績を加味していけば、かなり選考の手間が省けるので、やはりメリットの方が大きいと言えるでしょう。


 そう考えると、今までやってこなかったのが不思議なくらい。まぁ、電撃くらい大きくなっちゃうと、提携することに関する色々とめんどくさい手続きがあったのやもしれません。


 そんな感じでですねー、文学賞、特にラノベ文学賞界隈はより戦国時代に突入していくのではないでしょうか。


 しかしまー、なんでこういうテクノロジーに関することはラノベ界隈が進んでるんですかね? そしてまた一般文芸はなぜああもテクノロジーに関することは遅れてるんでしょうか? 未だに紙ですよ、紙。郵送ですって。いや、まぁ、紙での応募があること自体はいいんですけど、それオンリーだったりします。WEBからの応募自体、存在しなかったりします。え、原始時代ですか?

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