第2話 異児隊 その1
人類という種の戦力の代表となる「人類軍」
公表されている人数でも数百万、特殊部隊など含めればさらに多いだろう。
そんな大所帯な組織の中で、性格やら能力やらで問題があるものは「異児」と呼ばれ、その集まりである「異児隊」に移されることがある。
今現在の異児隊の人数は10人、これ以上増えることはないだろう。
何故なら、生半可な「異児」ではすぐに滅入ってしまい大人しくなり
元の部隊に戻ってくるのだ。
そんな「異児隊」の隊長が風月悠、その人だ。
実際のところこいつは雑務やら細かい任務などは全部他人に押し付け
本人は面白そうな任務や討伐戦などには嬉々として参加するいわば
「自己中」ということになる。
隊長でこれなのだから他の9人もなかなかにすごい。
無口、無表情、惰眠、クソ真面目、自由、老人、幼女、奴隷、機械人形
なんて内容なら入ってきたやつが滅入るのも納得だ。
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